郡上八幡・大和町探訪記

H14.7.28

 有志約10人で大和町と郡上八幡の見学にでかける。
 大和町は古今伝授の里フィールドミュージアムとして、一帯を和歌文学の歴史を辿れるような空間を設けてある。
 朝倉氏遺跡のような空間に、東氏記念館・大和文庫・和歌文学館・篠脇山荘・レストラン「ももちどり」・茶店「いなおほせどり」・東氏館跡庭園・明建神社などが配置されている。明建神社では毎年8月7日に薪能「くるす桜」が行われている。

 東氏は下総国千葉氏の一族で、承久の変の戦功により郡上郡山田庄を加領され、11代320年余りこの地を治めた。
 郡上初代東氏胤行は、鎌倉幕府御家人で和歌に優れ、藤原定家の子為家から和歌を学び、その娘を妻とした。
 以後、東氏は代々和歌に優れた人を輩出し、9代常縁(つねより)は、高名な歌人・歌学者で「古今集」研究の第一人者であった。
 常縁は、連歌師宗祇にその奥義を伝授したことでよく知られ、「古今伝授」の祖と言われている。(以上、パンフレットからのうけうりです)

 郡上は戦国末期、遠藤盛数が八幡城を築き城下町を作った。以後遠藤・稲葉・井上・金森・青山の藩主が統治。
 吉田川が町の中を流れ、生活と密着して今も生きている。古い町並み、郡上踊りなど、近代化の中で捨ててきた大切なもの(生活の中のゆとりだとか人情だとか・・・)を大事に守って生きている、そこが旅人の心を惹きつけるのかもしれない。町の中のお店も、ちょっと入ってみたいというようなステキなお店が何軒もあった。車を置いて、ブラブラ歩きながら散策できる距離に色んなものがあるのが楽しい。
 銭湯に行って汗を流し、浴衣に着替えて踊りに参加。踊りに忙しくて踊りの写真は1枚もなし・・・(^^;)。
 子どもの頃に帰って盆踊りを楽しんで、汗をたくさんかいて爽快な楽しい一日だった。帰りのバスの中では爆睡。

東氏記念館

篠脇山荘左 岐阜県大和町の古今伝授の里にある、東氏記念館と大和文庫
右 篠脇山荘
大和文庫は角川書店の協力と全国の歌人からの寄贈により成り立つ日本唯一の歌集専門図書館とか。主に平成以後の歌集・短歌雑誌の収蔵を行っている。

和歌文学館

内部展示左 和歌文学館の入口
右 内部展示

屏風小野小町

展示石川啄木左 上記屏風のうち、小野小町の歌
右 石川啄木の歌稿
今日はなぜか二度も三度も金側の
  時計を一つ欲しと思へり
いつか是非出さんと思ふ本のこと
  表紙のことなど妻に語れる
胸いたみ春の霰の降る日なり
  薬に噎せて伏して目をとづ
あたらしきサラドの色のうれしさに
  箸とりあげて見は見つれども

レストランももちどり

公園内水車左 レストラン ももちどり
右 公園内の水車

レストランは本格的なフランス料理を味わえる、雰囲気のある空間です。ここで昼食、ワインなどを楽しみました。

郡上八幡標識

郡上八幡博覧会館左 郡上八幡の町中にある標識
右 郡上八幡博覧会館

町並み

短歌の色紙左 町並み
右 各家の前にある俳句や短歌の色紙
家ごとにお花を活けてあったりと、色んな工夫がしてある。

下駄やさん看板

宗祇水左 下駄屋さんの看板
右 宗祇水の湧き水(日本百名水の一番)
古今伝授のため、宗祇がここに逗留して庵を結んだとか。

吉田川

吉田川2 上流は釣り、下流は飛び込みや水泳と、吉田川がまだ日常の生活の中で生きている。
 今日もジャンプ大会が行われていた。

おもだかや民芸館

遊童館左 おもだか家民芸館
右 遊童館(水野政雄アートギャラリー)

 おもだか民芸館は、昔の道具が展示してある。
 遊童館は、折紙・切絵・指人形・絵画・木ぼっくり・木彫など水野さんの作品の集大成する美術館。簡単な折紙を教えていただきました。

斎藤美術館

格子戸の家左 斎藤美術館
 主にお茶の道具が展示されている

右 町中の白壁の家の展示
 格子戸とマッチしていて、なかなかいい雰囲気だった。

白壁と格子戸

藍染めの店左 白壁の家の全景
右 藍染めのお店

藍瓶

藍瓶2天保年間から約200年続いてるお店。藍がめは人肌の温度管理が大変で、冬場は炭火を入れて温度を調節するとのこと・・・。

郡上八幡旧庁舎

お店左 郡上八幡の旧庁舎
現在は観光の拠点になっており、500円で郡上おどりの踊り方を教えていただけるとか。毎年7月下旬から9月4日まで、郡上踊りが開かれており、お盆の4日は徹夜踊りで朝の5時まで踊り明かすそうだ。

郡上踊りは全10曲、「春駒」と「かわさき」「ヤッチク」「三百」「古調かわさき」「げんげんばらばら」「猫の子」「さわぎ」「甚句」「まつさか」。

子つばめ

祭礼左 町中の民家の軒先にいた子ツバメ
右 町内の神社の祭礼の日でもあった。

祭礼2

獅子舞左 可愛いらしい子どもたちの鼓
右 獅子

 
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