平成15年6月22日 経が岳5 1,625m

 平成15年 6月22日晴 参加者3名

 自宅発       5時00分
 伏拝         6時00分
 北岳         8時40分
 経が岳       9時30分
 北岳発       10時00分
 伏拝        12時00分
 スキージャム   13時30分
 駐車場発     13時40分
 自宅着      14時15分 


 

 伏拝看板

お天気は終日曇。
今回は法恩寺山頂付近までショートカットしての経が岳登山。
伏拝までの道を歩き始める。

アカモノが道沿いにたくさんの小さな花を付けている。
法恩寺山から伏拝への道は秋にはりんどうがたくさん咲いていて、好きな場所の一つだ。
5月に来た時にはまだ雪がたくさんあって、木々は雪の下だったが・・・。誰にも会わない。

 経が岳への看板

歩き出して約5分で伏拝に到着。
白山はガスの中に沈んでいて、今日は一度も姿を現すことはなかった。
伏拝から白山への昔の道を整備する計画があるようだが、もしできたら行ってみたいものだ。
昔の人々はここから白山をどんな思いで眺めたのだろうか・・・。

いよいよ経が岳への道に入る。
気合いを入れて、歩き始める。

 経が岳への下りの道

谷筋に白い雪渓がわずかに見える。
経が岳を正面に見据えて、うっそうとした木の下の道へと入って行く。
頭上にはオオカメノキの白い花。
足許にはマイヅルソウの細かい白い花が咲いている。
ブナの新緑が美しい。
ギンリョウソウが出始めで、あちこちに頭を出している。
ユキザサも真っ白い細かな花を付けている。
所々にスス竹が出ている、美味しそう〜。

伏拝から北岳への道
ブナの新緑が何とも優しい色あい。
足許の土の感触が柔らかい。
木の根や岩、石ころに足を取られそうにならないように気を付けながら歩く。
先頭の方が鉈を手に、張り出している枝を打ちながら歩く。
今日はまだ誰も歩いていないようだ。

一度下ってから道は登りへと続く。
時々いい匂いがするのは何の木の香りだろうか。
クロモジの木の香りか・・・?
サラシナショウマやヤマブキショウマらしい花芽も出ている。
だんだんと高度が上がって、きつい登りの道になってくる。
汗をかくと顔の周囲に虫が飛んできて刺されそうになる(^^;)。


ギンリョウソウヒロハユキザサ
  ギンリョウソウ               ヒロハユキザサ
ババカマド不明
ナナカマド                       シオデ
                        

森
ブナに混じってダケカンバが見えてくる。
かなり高度が上がってきたことを実感する。
木のかなり上の方に赤い布が巻かれていて、冬の積雪時には4〜5mほどの雪が積もっているようだ。
北岳への稜線に出るのも近い・・・。
足許に笹がたくさん見えてくる。
笹原の中にツバメオモトが2株花を咲かせていた。
下の方の道沿いにあったツバメオモトはもう花が散った後だったが・・・。

森林限界に近づいているのだろう・・・。
だんだんとハンノキのような木が増えてくる。
ニガイチゴの白い花が咲いている。


                       
ホウチャクソウギンリョウソウ2
  ホウチャクソウ                ギンリョウソウ
ツバメオモトニガイチゴ
ツバメオモト               ニガイチゴ

北岳への稜線の道ようやく稜線に出る。
北岳の向こうに経が岳の主峰が見えてくる。
雪渓がはっきりと見えるようになってきた。
笹原の中を北岳に向かって歩く。
登山道の両側にもアカモノの白い花がたくさん咲いている。
谷筋や山腹にもナナカマドの白い花が咲いているのが見える。

コバイケイソウの花がもう咲いている。
今日は曇っていて、相変わらず白山は全く見えない。


北岳経が岳

北岳への最後の登り北岳への最後の登りを登り始める。
稜線歩きは見晴らしがよくて、爽快な気持ちになれる。
最後の急登はキツイけれど登ってみると以外に短時間で登れるかも・・・(^^;)。

写真を撮りながら、あまり遅れないように歩く。
北岳山頂からは、小原峠を中心に赤兎山と大長山が見える。
小原峠への林道も、谷沿いに見渡せる。
赤兎山ではもうニッコウキスゲが咲き始めているのだろうか・・・。
取立山も鉢伏山も見えてくる。



 北岳の山頂に荷物を置いて、経が岳への道を歩き始める。
 稜線の左側の谷底に雪渓が残っている。
 背丈ほどの笹原をかき分けながら泳ぐように歩く。
 足許にちゃんと道は在るのだが、笹が交錯していて前が見えなくなって時々不安になる。
 気の早いニッコウキスゲが2株咲いていて、疲れを忘れさせてくれる。やさしい色合いで、風景の中に自然にとけ込んでいる。
 自分をはっきりと主張していない自然体がいいな〜と思う。

ニッコウキスゲコバイケイソウ
ニッコウキスゲ              コバイケイソウ
谷の雪渓岩

経が岳への道
経が岳の向こうに中岳が見えて来る。
ここまで誰にも会わず・・・(^^;)。
カッコウやホトトギスの鳴き声も時々聞こえてくる。

ナナカマドの白い花があちこちに咲いている。
谷うつぎのピンクの花も咲き始めている。

最後の登りを終わるとそこは経が岳の山頂だった。


経が岳山頂北岳への稜線
経が岳山頂               北岳への稜線

経が岳山頂では、松任から来られた年輩の方お一人がすでに登っていらっしゃった。
経が岳は始めてで、涸谷コースから登られたこと、帰りは中岳、杓子岳経由で、先週は荒島岳に登られたことなどをお話する。

カラマツソウマイヅルソウ
カラマツソウ                 マイヅルソウ
ツクバネソウアカモノ
ツクバネソウ(葉が5枚・・・?)         アカモノ 

ブナ林の中
北岳山頂で昼食をゆっくり食べる。
高野豆腐の煮物が美味しかった。
非常食用に栄養価も高いし、持ち歩くのにも軽いということでお勧めの食料とか・・・。
久しぶりの経が岳、咲いているお花は少なかったが、ブナ林の目を洗われるような緑色や、ツクバネソウの繊細な花、清爽なアカモノの花など充分に楽しめた山行きだった。
帰りにはみごとに太い、ひとかかえほどありそうなブナの木が1本あって、思わず見上げてしまった。

毎日眺めている経が岳、やっぱりきついけどいいやまだった。もう少しでニッコウキスゲが咲き乱れるんだろうな・・・(^_^)。




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