南竜山荘〜展望歩道〜室堂〜御前峰〜エコーライン〜南竜山荘

 平成15年 8月24日〜25日 参加者2名

 自宅発       6時30分
 市の瀬着      7時30分
 市の瀬発(バス) 7時45分
 別当出合発    8時10分
 中飯場       8時55分
 別当覗       9時40分
 甚之助避難小屋10時25分
 南竜分岐     11時15分
 南竜山荘     11時50分
 展望歩道経由
 室堂着       13時40分
 室堂発      15時00分
 御前峰着     15時40分
 室堂発      16時00分
 エコーライン経由
 南竜山荘     17時30分

南竜山荘〜別山〜チブリ尾根〜市ノ瀬

 南竜山荘発    7時00分
 油坂経由尾根着 8時00分
 天池         8時20分
 別山着       10時00分
 別山発      10時45分
 チブリ小屋    12時00分
 市ノ瀬       15時00分
 天望の湯     15時30分
 勝山着       17時00分


 
別当出会登り口

 今年の白山は南竜での泊まり。
 帰りはチブリ尾根経由なので市ノ瀬に車を置いて、別当出合までバスで行く。
 8時をすこし過ぎて、別当出合を出発。
 お天気はガスっぽくてイマイチだが、晴れてくる予感。
 砂防新道コースを歩き始める。
 吊り橋を渡るとすぐにヨメナの濃い紫色が目に鮮やかだ。
 もうひそかに秋が・・・。

ノコンギクタマガワホトトギス
サラシナショウマセンジュガンピ
左上 ヨメナ 右上 タマガワホトトギス
左下 サラシナショウマ 右下 センジュガンピ 


 歩き始めて40分で中飯場に到着。昨年からトイレも水洗になり、気持ちのよい環境となった。
 今日はたくさんの人が休んでいる。流石に夏休み中の日曜日だ。

 40分歩いて、別当覗きに到着する。ここでもたくさんの人が休んでいる。
 サラシナショウマが咲き始めている。白い花が清楚だ。
 センジュガンピもまだ咲いている。
 このあたりからいつもだったら別山が見えてくるのだが、今日は雲の中(^^;)。
 また40分歩いて甚の助避難小屋に到着。しかし、スゴイ人だ。休憩の場所を確保するのが大変。
 相変わらず別山は見えない・・・。 
 白山の山頂方向は青空がのぞいてくる。

 甚の助小屋山頂を望む

 エンレイソウの大きな実がなっている。ユキザサの実も宝石のように真っ赤できれいだ。
 エゾシオガマがきりっとした、咲き始めのきれいなクリーム色で咲いている。
 クロトウヒレンは蕾の黒っぽい色から、ピンクの可愛い花が咲く。

エンレイソウユキザサの実
エゾシオガマクロトウヒレン
左上 ミツガシワの実 右上 ユキザサの実
左下 エゾシオガマ 右下 クロトウヒレン

 甚の助小屋から約20分で南竜への水平道の分岐へ到着。
 8月20日から光ファーバーの工事で、ここから黒ボコ岩までの間は通行止めになっている。
 お花畑コースかトンビ岩コースへ迂回することになる。 
 が、今回は南竜山荘宿泊なので、水平道を一路南竜山荘へ。

南竜方向別山

 このあたりからハクサンフウロ・ハクサントリカブト・ヤマハハコ・イブキトラノオ・シモツケソウなどの花がたくさん咲いている。
 ニッコウキスゲもまだ咲いていて、斜面に大きな黄色い花が目立つ。

ハクサンフウロヤマハハコ
ミヤマニガナイワショウブ
左上 ハクサンフウロ 右上 ヤマハハコ
左下 ミヤマニガナ 右下 イワショウブ

 トウヒの間を抜けると南竜山荘が見えてくる。
 ここの台地は緑が豊かでお花もたくさん咲いていて、いつ来ても心が休まる風景だ。
 川を渡って、南竜ビジターセンターに到着。ここで12時。
 少し休憩して、ビジターセンターに荷物を置いて、アルプス展望コースを通って室堂まで行くことにする。

南竜への道トウヒ
シナノオトギリミヤマリンドウ
ウラジロタデオンタデ
左上 シナノオトギリ 右上 ミヤマリンドウ
左下 ウラジロタデ 右下 オンタデ 
ミヤマキンバイキオン
キイチゴ?ハクサントリカブト
右上 ミヤマキンバイ 右上 キオン
左下 キイチゴ? 右下 ハクサントリカブト

 少しずつ高度が上がって行き、南竜山荘やテントサイトが見えてくる。
 カライトソウがたくさん咲いている。トリカブトも咲き始めのきれいな色で咲いている。
 森林限界に近づいて、トウヒの針葉樹特有の松の木のような匂いが満ちてくる。
 大きく深呼吸して、胸一杯トウヒのかおりを吸い込む。いい匂いだ。
 アルプス展望台からは、三方崩れ山や白水湖のエメラルド色の湖面が見える。
 ガスっていて遠望は利かないので、御岳や乗鞍、立山といった遠くの山は見えない。
 南竜から室堂まで2.2kmあって、少し長い距離だが登りは緩やかで周囲の風景がいいコースだ。

別山方面南竜
南竜三方崩れ山


 ようやく御前峰が見えてくる。残雪がまだ残っている。
 イワギキョウやミヤマリンドウの可憐な花がたくさん咲きそろっていてきれいだ。
 どの花も可憐で健気な気がして、花ごとに足を止めて写真をとりたくなる。
 オヤマリンドウの蕾がたくさんあった。少し花びらを開いている株もある。
 このコースを歩いている人はあまりいない(^^;)。
 途中、平瀬道と合流する。
 平瀬道は紅葉の頃のブナが見事らしいので、いつか機会があったら歩いてみたいと思う。

オヤマリンドウミヤマリンドウ
イワツメクサミヤマダイモンジソウ
左上 オヤマリンドウ 右上 ミヤマリンドウ
左下 イワツメクサ 右下 ミヤマダイモンジソウ

白水湖アルプス天望歩道
御前峰室堂への道

 室堂
 室堂のビジターセンターや宿泊所の建物が見えてくる。
 荷物は南竜に置いてきたものの、ややバテて、室堂のビジターセンターの中で椅子をかき集めてしばらく横になって1時間くらい休憩する(^^;)。

 休憩したら楽になったので、御前峰に向けて登りを開始。ここですでに3時。
 室堂で宿泊する人たちが、まだ登ってゆく。

 山頂の風景は、遠望はきかないが周囲の山は見渡せる。
 しかし刻々と雲は動いていて、全く何も見えなくなったり、また見えるようになったりと忙しい。

御前峰白山奥宮神社
白山山頂剣が峰

 しばらく山頂からの風景を楽しんで、下山。
 室堂からはエコーラインを下って南竜まで帰る。
 日曜日の夜なので、あまり混雑していない。7時頃夕食、8時には消灯。
 南竜山荘のトイレもきれいになっていた。
 夜は完全に灯りがない。懐中電灯を持って行かなかったので、夜中トイレに行ったら真っ暗で困った・・・(^^;)。
 眠っていると、風がゴーゴー吹きすさぶ様子で、翌日はどうなることかと心配になる。

大汝峰

ゴマナ南竜山荘

 朝、朝食に行く時に外を見たら、木々が揺れていて寒そうだった。
 7時に南竜山荘を出発する。霧は濃いが、風は何とか歩ける程度で、心配するほどのこともなかった。
 イブキトラノオの群生やニッコウキスゲの黄色が目立っている。
 橋を渡って歩き始める。南竜山荘が対岸に見えてくる。

南竜山荘より別山への道
別山への南竜山荘

 湿原では、チングルマのほうけた花のあとや、イワイチョウの咲き残りが少し咲いている。
 オオバミゾホウズキの黄色い花やハクサンフウロも咲いている。
 約1時間で油坂のキツイ登りが終わり、尾根に出る。
 天池に到着、ウサギギクやウメバチソウが咲いている。

湿原池島
天池別山への道

 尾根歩きは風景がきれいだが、ガスっていて展望はあまりよくなかった。
 御舎利山の途中にウサギギクが咲いていたが、花はもう終わりに近かった。
 ミヤマコゴメグサがきれいだった。

別山への道別山への道

ウサギギクミヤマコゴメグサ
チングルマゴゼンタチバナの実
左上 ウサギギク 右上 ミヤマコゴメグサ
左下 チングルマ 右下 ゴゼンタチバナの実

?カケス
別山への道別山への道
別山への道
 御舎利山から別山まで0.6km。
 早朝は蕾を閉じていたミヤマリンドウの薄紫の花がようやく開き始めている。小さな花びらが可憐だった。
 
 このあたりから高い木がなくなり、風がまともに当たり帽子が吹き飛ばされそうになる。霧が下から吹き上げて来て、スゴイ勢いで流れて行く。

 前回もだったが、今回も間近に来て別山の全貌は全く見えなかった・・・(^^;)。もう1回見に来なさいということか・・・(^^)。

 先月は三の峰から別山に登り、今回は白山経由チブリ尾根と別山をひとまわりすることになる。別山も魅力的な山だ。


 ようやく別山に到着。山頂からの視界は0・・・(^^;)。
 寒いので別山神社の風よけの石垣の所で暖かいカップラーメンを食べる。
 いつもは食べたいと思わないが、山で食べると美味しいのはなぜだろうか?

別山への道御舎利山の碑
避難所別山神社

 10時45分、チブリ尾根に向けて下山を開始する。遙か下にチブリ小屋の赤い屋根が見えるがなかなか到着しない。
 だんだんと高度が下がってはい松からトウヒ、ダケカンバからブナ・・・。

 途中ゴゼンタチバナの真っ赤な実が鮮やかだった。のねずみが1匹走って行った。
 チブリ小屋の周辺はマツムシソウが咲いていた。

チブリ尾根チブリ小屋

チブリ小屋からメールを入れる相棒?モミジカラマツ

タマゴタケ(可食)オヤマボクチ

 山道の途中水場があって一息つく。
 あと1kmで駐車場というところで雨にあい、合羽を着るのも面倒と思っているうちにどしゃぶりになりずぶぬれ・・・(^^;)。
 しかし何とか駐車場にたどり着く。天望の湯に入って無事に帰宅。やれやれ。

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