六呂谷山(585.4m)

 平成16年 2月14日 曇後雨 参加者2名

自宅発       8時00分
六呂谷山山頂  9時50分
六呂谷山山頂発10時10分
自宅着       11時40分


 しばらく雪模様のお天気で山に行けなかったが、ようやく雪も落ち着いてきたので、また山に行きたくなってきた。関西学院大学ワンゲル部の遭難騒ぎで取立山は登山者が多いことが予想されたので、裏山へ行くことにする。六呂谷山の中腹をまでは山道が付いているが、今回は左側の稜線に沿って直接登るコースをとることにする。

 午後は雨の天気予報なので、8時に家を出る。
 中腹の鉄柱まで1時間ほどで行って帰ってくる予定で、暖かいコーヒーとお茶をポットに入れて、クッキーと飴だけ持って行くことにする。
 家からすぐにスノーシューを履いて山の麓まで歩き始める。と言っても山の麓まで2〜3分だけど・・・(^^;)。

 過去にカモシカに出会っているので、遭遇を期待して歩き始める。まずは杉林の中を歩く。途中松の木が何本か混じって生えていて、松ぼっくりが落ちている。リース用にいくつか拾ってポケットに入れながら歩く。なるべく小さな可愛らしい松ぼっくりを拾う。
 枯れてしまった松も何本か見かけたが、全てが枯れてしまっているわけでもないことに何となくほっとする。


 1月の始めに来た時には雪はほとんどなかったが、その後2回もかなりまとまった雪が降ったので、雪も多そうだ。スノーシューは威力を発揮して、少しゴボる程度で快適に歩ける。だんだんと高度を増して、約1時間で2番目の鉄柱の中腹あたりまで辿り着く。ここでしばらく休憩する。


六呂谷山山頂               大袋を取り巻く山

北郷岩屋林道の山           勝山の街を望む

 休憩の後、山頂方向へ行ける所まで行ってみることにする。相棒はここで生まれて育ったが、山頂までは行ったことがないということだった。中腹にある鉄柱の左側の斜面に回り込んで、谷筋に沿ってジグザグに登り始める。このあたりは春にはカタクリの花がたくさん咲いている場所で、鉄柱の見回り用の山道が付けられている。しかし山頂への道はない。杉の木も途中までしか付けてなくて、ぜんまいを取る人たちが登るくらいで、カモシカのなわばりになっているようだった。ウサギとカモシカの足跡がたくさんあった。
 今日はまだ雪が固いが、緩んでくると雪崩が起きそうな急登だ。

 雪は表面は凍っているが、下はザラメ雪だが、スノーシューのおかげで快適。和カンではエッジが利かなくて登れないだろう。一度滑ったら、かなりの角度があるので下まで落ちて行きそうでちょっと恐そうだ。下は見ないでこれから登る方向だけを見て、一歩一歩を慎重に歩く。少し登っては息を整えてまた登る、ということを繰り返す。休んでいる間にデジカメで写真を撮る、忙しい(^^;)。

 
だんだんと角度が急になってくる。山頂はまだまだ遠い。真ん中に島のように見えるのは三室山。

 ようやく尾根に出る。
 あと少しで山頂だ。少し休んでまた歩き始める。
 所々にナツツバキの木が特徴のある滑らか木肌を見せている。
 夏の花が咲く時期に一度見てみたいのだが、夏はブッシュがひどくて登れるような状態ではない。春先の雪の季節と、木々が葉を落とした季節にしか登れない山なのだろう・・・。

 もう少し春が近付くとマンサクの黄色い花が咲くのだが、今はクロモジの蕾が少し膨らみかけていたり、コブシが産毛のあるサヤが春に備えているくらい。まだまだ冬のさなかにあるようだ。


 大野の風景が見えてくる。大矢戸の集落を取り囲むように大矢戸の山も見えてくる。山頂も近くなって、急角度の尾根を登る。

 10時10分に山頂に到着する。
 風もなくて穏やかなお天気。登っている間は暑かったが、休んでいると寒くなってくる。
 クッキーとコーヒーで一休みする。

 山頂付近は松の木が多く生えていた。特に大野方向の斜面に多いようだ。
 スノーシューを脱いで歩くと、かなりゴボる。


山頂は松の木が多い。赤松も何本かある。秋には松茸か・・・?

大矢戸の山の向こうは飯降山  岩屋林道が一番奥に見える

 大野の大矢戸の向こうには飯降山が見える。部子山と銀杏峰もうっすらと見える。勝山の方向には北郷の岩屋林道も見える。
 ゆっくり休んで下山する。下りは雪が緩んできて、うまく降りないと尻餅を付いたり、前につんのめりそうになったりする。登りよりも下りの方が難しいようだ。
 カモシカの糞が落ちている場所に、藤蔓を囓ったあとがある。うさぎの足跡もたくさんあった。


大袋の山、向こう側は鹿谷     カモシカが藤蔓を食べたあと

 キツイ下りを降りて杉林の中を下ると、雪解け水がいい音をたてて流れていた。きれいな水だ。冬場も動物たちは水を飲みにくるのだろうか?
 いつの間にか見覚えのある場所に出てくる。
 雪で竹がしなっている。三室山越しに法恩寺と経が岳が見えてきた。家のすぐ近くの田圃の中にうさぎの足跡があった。
 下りは約1時間30分ほど。600mに足らない標高だが、なかなか登りがいのある山だった。
 お天気がいいと白山が少し見えるのだが、今日は展望はイマイチだった。
 もう少しでまた、かたくりの季節がやってくる。


もう少しで我が家           雪解け水が豊か

          竹が雪の重みで曲がる  家のすぐ近くの遠望(経が岳と法恩寺山)

 

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