取立山18(1,307.2m)

 平成16年 3月14日 天候 晴 参加者33名

 自宅       発   6時10分
 雁が原スキー場    6時30分
 雁が原スキー場発   6時45分
 国道158駐車場発   7時20分
 取立山山頂着     10時00分
 原高山杉林      10時30分
 原高山頂        11時15分
 取立山頂発      12時35分
 国道158駐車場    14時00分
 自宅          14時20分
 

  さて今日は勝山市体育課主催の取立山春山登山の日なのだ。
  関西学院大学ワンゲル部の遭難騒ぎがあったからという訳でもないのだろうが、今年は参加者が多かった。福井や武生からの参加者もいると聞いている。

  みんなそれぞれに、それぞれの装備でやって来るので、一見すると怪しい団体だった。
  長靴、登山靴にワカンやアルミのカンジキ、アイゼンを付ける人、スノーシュー、スキー、フリートレックおまけにスノーボードを担ぐ人、スコップを持つ人と各人各様バラバラ(^^;)。いったい何がしたいんや?!と今日は怪しい探検隊椎名誠風の文体なのである(^^;)。
  雁が原スキー場に集合し車に分乗、東山いこいの森入口の国道沿いに駐車して登り始める。
    

登山口集合
登り口                怪しい服装の人々(^^;)
堰堤の横を登る越前甲山
いつもの堰堤            いつもの越前甲山(^^;)

 登り始めからキツイ。おまけにうちの相棒が先頭なのでペースもやたら速いのだ(^^;)。
 荷物も重く久しぶりの登山で今日は体も重い。こんな日は、大勢のペースに合わせるのもなかなか辛いものがある。
 急斜面で残雪も多く、凍結もひどい。今日はアイゼンがあったほうが安全に登れるというような日であった(^^;)。
 長靴の人は滑って危なかった・・・(^^;)。過去4回参加しているが、今回が一番危険だったような気がする。
 隊長はきっちりアイゼンを装備していた、流石である。
 我々(と言ってもうちの相棒と二人はだが・・・)は、いつものようにスノーシュー。参加者の何人かからスノーシューについて質問を受けたり、実際に履かせてという人もいたのだった。MSRデナリアセント、宣伝料をもらってもいいかなあ〜。

登山口駐車場途中の斜面
ようやく登山口の駐車場が見えてくる       だんだんと斜面がきつくなる

 途中小休止をして全員揃ったらまた進む、というようなことを繰り返しながらだんだんと高度を上げて行く。
 いつもはほとんど休憩なしで登るので、今日は休みすぎてペースが狂って辛いのであった(^^;)。
 残雪が多く道の跡も見えないほどの雪なのである。先週の日曜日に降った雪が多かった。

休憩急登
全員揃うまで休憩              一番の急登

 急登では斜面が光って見えるほどの凍結で、実際長い距離ではないが滑落した人もいた。
 助けようとしたうちの相棒も一緒に落ちてひやひやする場面もあったのだった。
 スノーシューも歯が立たなくて、次の一歩が踏み出せなくて下を見ると恐くなる場面もあった。
 最終的には何事もなく全員無事に登れたのだが、安全に登るということを最優先に考えるのなら、やはり今朝のような日にはアイゼンは必要だった。

凍結して光る雪面スキーのシュプール
凍結がきつく、斜面がピカーっと光って見える
光る斜面山頂を目指す
長い列になって登る

 写真を撮っているといつものごとく最後尾を歩くことになる。黄砂の影響かお天気はいいのに空の色が冴えないのだ。
 白山も空の色に紛れてどんよりと見える。今回は取立山の山頂ではなく、山頂から一旦降りた杉林のあたりで昼食をとることになる。山頂からの下りはビニール袋で滑り降りることにする。真っ直ぐにうまく滑れなくて左の方向へ片がって転倒。ビニール袋だけそのまま滑って行ってしまった・・・。おーい待ってくれ・・・!と言っても無駄だった。
 今回も市長さんがスキーで参加。取立山頂から下までスキーで下るのに15秒ほどで、速い、うまい・・・(^^;)。

白山を望む経が岳
取立山頂からの白山                 経が岳
取立山頂から原高山方面へ取立山を下る
山頂から原高山へ向かう            取立山の下り

取立山の全貌

 昼食後、山岳救助訓練の一環としてスキーとストックを使った担架の作り方を実践して見せていただく。上着やロープをうまく使って作っていた。昨年は木を切って担架を作っていたが、今年はまた違う方法だった。人が乗っても大丈夫であった。雪山での救助もなかなか大変なのだなと思う。

 大長山の遭難騒ぎがあったこともあって、山岳救助連盟の皆さんは真剣に取り組んでいた。
 
 奥越地方の雪は一晩に1mも積もることもあり、なかなか侮れないのである。溶けてしまえば水なのだが、凍結すると固くて溶けにくくなり、やっかいなのだ。


昼食中担架の作り方
ようやく昼食            山岳救助訓練(担架)
美しい風紋

 昼食後もう少し先まで行ってみることにする。雄大な風景が広がって見渡す限りの銀世界なのだ。下界は春だというのにまだまだ山は雪の季節であった。
 大長へ続く尾根

 原高山から鉢伏山方面を望んだ所。
 大長山はこの画面の一番後ろの山のさらに奥で、見えなかった。
 お天気が良いと尾根歩きは気持ちの良いパノラマが広がって、快適な山歩きになるルートなのだろうが・・・。

 でも一度雪の季節のお天気の良い日に、白山を眺めながらこの尾根沿いに歩いてみたいコースだと思った。大長山まではとても行けないが・・・。スキーのトレースが付いており、二〜三人の人の姿が遠くに見えた。いつか行けるといいなあ〜。

 原高山のあたりで黒っぽいものが見えた。カラスの死骸?スキーヤーの落とした帽子?何だろうと思いながら近付くと、それはブナの曲がった幹が雪の中から顔を出しているのであった。

ブナ林 帰りはビニール袋を出してお尻で滑って降りた。
 みんな童心に返ってキャーキャーと声をあげながら楽しそうだった。雪の凍結も緩んで、ゴボりながらの下山となった。

木の周囲の穴
木の周囲は暖かいのか雪が溶けるのがはやい

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