平成16年 4月17日 参加者6名
勝山発 7時10分
伊勢峠発 8時30分
尾根着 11時30分
尾根発 12時30分
伊勢峠着 2時30分
勝山着 5時00分
登山道は全くないので、藪こぎの連続。ブナの間にクロモジ・イヌツゲ・アブラチャンや他に名前の解らない木がたくさんあった。
しばらく登るとイワウチワの花が咲き始めていた。咲き始めの花は濃いピンク、開いた花は薄いピンクとどの花も可憐だった。
イワウチワの花
イワナシの蕾 コブシ
山の左側を登って行く。
登り始めて、シャクナゲの木が多いことにびっくりする。
蕾を持つ木は少なかったが、花の多い年には見事だろう。そんな時に一度見てみたいものだ。
風が強くて登り始めは寒いと思ったが、藪こぎをするうちにだんだんと暑くなってくる。
たまに赤い布が枝に付けられていて、登る人がいることを窺わせる。
Mさんご夫妻は先週一度来られていて、もう少し雪が残っていたとか・・・。
残雪の残る場所もあって、危なくない場所は雪の上を歩いた方が疲れない。
尾根まで出ると、桧の大きな木がたくさんあった。
高野槙や五葉松の巨木もあった。雪の上と藪こぎとを繰り返しながら登って行く。
途中、部子山らしい山が遠くに姿を見せる。
枯葉がだんだんと桧や五葉松のものになってくる。
高野槙の葉っぱが風に揺れている。
増永さんの「霧の森」の中の屏風山の植生が同じであることが書かれていた。高野槙に桧、そしてシャクナゲ・・・。
奥越の山よりも南側にあって、気候が違うのかもしれない。
左の尾根へ 桧の大木
だんだんと傾斜がきつくなる 五葉松越しに・・・
高野槙と桧の枯れ木
「霧の森」の屏風山に桧の大木は根上がりになっていて、アップダウンに苦労したと書かれていた。
そこまで多くはなかったが、根の間を潜れるほどの桧が何本もあった。
人間が小さく見えるほどだ。
長年の間に雨や台風で土砂が流されだんだんと根が地表に出てきたのだろうか・・・。
不思議な形をしている。
途中休憩を挟みながらまた歩き続ける。
桧の大木
シャクナゲはかなり大きい木が多く、蕾を付けているものもあった。これだけのシャクナゲが育つのにどれだけの時間がかかったことだろう。桧の樹齢は何年くらいなのだろうか・・・。
藪こぎの道 雪庇
シャクナゲ 雪の上を歩く
雪の多くなった斜面を小さな雪崩がおきて、雪が滑って落ちて行く。
なかなか止まらないので、音が止まない。
木々に遮られているが、見下ろすと下は結構深い谷だ(^^;)。
雪を跳ね上げてイヌツゲが起きあがった。長い冬の間、雪の下は暖かかったのだろうか・・・。
ツヤのある葉っぱが太陽の光を受けて輝いて見える。
お伊勢山? 雪の多くなった斜面
南側の正面には屏風山の堂々とした山容が見えてくる。温見峠から登るのが最短だが、福井県側から登る道もあるようだ。
ようやく雪が多くなって、木々はまだ雪の下で歩きやすくなってきたと思ったら、三角点のある山頂だった。
マンサクが咲き始めていて、雪のない場所で昼食にする。11時30分だった。約3時間歩いたことになる。
東側には平家岳がうっすらと見える。空気が澄んでいると白山も見えるようだが、今日は靄の中だった。
南西方向には能郷白山さらに西にはなだらかな姥が岳が見える。
屏風山 和泉村方向
昼食風景 マンサク
左 平家岳 右?
昼食時間は色んな山の話に花が咲く。大長山まで行った話、伊勢峠を通った時に白い車の集団がいて恐かった話、今年登りたい山の話と、山の話は尽きない。コーヒーも飲んで約1時間の昼食休憩のあと、気合いを入れて下りの藪こぎに突入する。
下山の風景
12時30分に下山を開始する。途中イワウチワの群生する場所で休憩しながら藪と格闘すること約2時間、2時30分に伊勢峠に戻る。
和泉村側にカタクリ・キクザキイチゲ・ミツバツチグリ・タチツボスミレが咲いている。ゼンマイも顔を出している。ゼンマイの天ぷらも美味しいと聞いて、Kさんが採っていた。
帰りの道ではMさんが蕗の薹を採る間、ゆっくり花を観察する。ミヤマカタバミのピンクが咲いている。
Mさんがカモシカの頭蓋骨らしいものを見つけてくる・・・(^_^;)。
車を走らせていると、山側の上の方でカモシカがじっとこちらを見ているのを見つけた。車を止めて、窓を開けてもじっと動かない。
カメラを出して写真を3枚撮る。何かを食べていたらしい。かなり大きそうなカモシカだった。
またしばらく行くと今度は左手に何か動く物を相棒が見つける。猿らしい・・・。10倍ズームのカメラでもこの程度しか撮れなかった・・・(^^;)。
野生の動物に会えるとうれしいねとはKさんの奥さんの言葉。今日はとってもいい一日だった。
山桜や新緑の山が美しかった。
手足に打撲や引っ掻き傷がいっぱいでき、筋肉痛になった・・・(^^;)。
山桜 真名姫湖