( 1,628.7m)                                   line

日時   H16. 7. 3
天候   曇
参加者  2名
コースタイム 

 6:10  自宅発
 7:15  赤兎山登山口駐車場着
 7:25  赤兎山登山口発
 8:10  小原峠発
 8:30  大船分岐
 8:45  赤兎山山頂
 9:20  赤兎山避難小屋
10:45  赤兎山頂発
11:00  大船分岐
11:30  小原峠発
11:40  登山口駐車場着
12:40  自宅着

 石仏 

 二ヶ月間山に行かなかった間に、季節はすっかり夏になってしまった。新しいカメラ、オリンパス キャメディア8080WZを購入してもしっかり試し撮りをする時間がなかったが今日はゆっくり試写できるのがうれしい。約1年ぶりの赤兎山。
 首にカメラを下げて、石仏に登山の無事を祈って出発する。
 
 早朝の出発だが、もうすでに車が10台近く止まっている。関西学院大学生の遭難事件以来、大長山は人気の山となってしまったようだが、我々は久しぶりの山歩きなので、ゆっくりと赤兎山を楽しむことにする。

  ブナ林

 お花は春の花はもう咲いていなかった。ギンリョウソウも終わりのようで、精気がなかった・・・(^^;)。 ツクバネソウ、トリアシショウマやヤマブキショウマの花はこれからで、ササユリも一輪だけ咲いていた。
 ブナの林の中に入ると、少しずつ色んなしがらみから心が開放されて行く。
 腐葉土の匂い、ササユリの甘いかおり、ウグイスの鳴き声、鳥の羽ばたきの音、川の流れる音・・・。 熊鈴のチリンチリンという規則的な音がその中に響く。



 小原峠からの白山は今日は雲の中で、休んでいる間に雨がパラパラ降ってくる。カッパを出して着ようとする間もなくすぐに止んでほっとする。峠の石仏はいつもの所にいつもの表情でいらっしゃる。伏拝から禅定道を辿る時代から、何を見てこられたのだろうか・・・(^^;)。 

小原峠からの白山峠の石仏

  気合いを入れて、大船分岐までのやや急登を登り始める。ブナの大木の中を一歩ずつ歩く。
  相変わらず白山から別山は見えず、三の峰だけがかろうじて見える。
  大船分岐からは経が岳が、大船山越しに見える。
  たくさんのゴゼンタチバナが白い花を咲かせている。マイヅルソウはもう咲いていなかった・・・。
 

三の峰大長山方面
大船山から経が岳ゴゼンタチバナ

  大船分岐を過ぎ、ようやく急登も一段落して、周囲の風景を楽しみながら歩く。
  雨の後は道がぬかるんで大変だが、今日はそんなこともなく快適に歩ける。
  赤兎山頂からの眺望も相変わらずガスっていて、白山は雲の中だ。

  山頂から降りる階段はしっかり針金で固定されていて、下りやすくなっていた。
  赤兎平への下りの道は雄大で、気持ちがいい。
  避難小屋の赤い屋根が遙かに見えてくる。
  正面に白山から別山、三の峰が見渡せるこの雄大な風景と笹原の緑、そして避難小屋の赤い屋根が見事にマッチしている。
  尾根歩きの快適さを満喫しながら歩く。

赤兎山頂山頂よりの風景

 ようやくニッコウキスゲがちらほら咲いているのが見えてくる。
 新しいカメラは首から下げて歩いても、心配したほど気にならない重さだ。
 手にしっくりとくるデザインで、ワンタッチボタンとコントロールダイヤルの組み合わせで色んな機能を選択できるようになっている。
 全ての機能を使いこなすにはなかなかだが・・・(^^;)。
 とりあえず、ニッコウキスゲを一枚パチリ・・・(^^;)。
 

ニッコウキスゲ

 人気の山で、ニッコウキスゲの季節とあって、今日は人出も多い。
 赤池湿原付近は、イワイチョウが咲き始めで蕾がたくさん付いている。
 モリアオガエルの白い卵もたくさんある。赤池の中でオタマジャクシが泳いでいる。
 このオタマジャクシが孵るとカエルがいっぱいなのだろうけれど、カエルって見たことがないなあ・・・?
 ワタスゲなのかフトイなのか、緑色がまぶしいくらいに美しい色だ。
 ナナカマドの白い花も咲いている。

赤池

赤兎 避難小屋イワイチョウ
ナナカマドの花フトイ

 避難小屋のあたりで雨が少し降ってきたので、小屋の中で食事にする。
 雨はすぐに止んで、昼食の後、お昼寝中の相棒を置いて、あちこちの写真を撮る。 
 赤兎平の先端まで行ってみる。ヨツバヒヨドリの蕾や、ササユリの蕾がたくさんあった。
 ツマトリソウやミツバオウレンなどの春の花はもうすっかり見えなくなっている。

ヨツバヒヨドリササユリの蕾

 トウヒの枝先から新しい葉っぱが出ている。まぶしいくらい柔らかな若緑色が優しくて、さわってみたくなるような色だ。
 帰り道はたくさんの人に出会って、道を譲りながら歩くので時間がかかった。

トウヒトウヒの新緑

 いつもトリカブトやコバイケイソウが咲いているあたりで、一輪だけリュウキンカが咲いていた。緑色の葉っぱと黄色の花のコントラストがきれいで、何枚も写真を撮ってしまった。
 コバイケイソウの花ももう終わりのようで、盛りを過ぎた花が一株だけ咲いていた。


 渓流

 途中の沢の苔むした岩の緑もきれいだった。

ササユリコナスビ
 

 駐車場に止められなくて、道路の脇に置いてある車がたくさんあった。
 久しぶりの山歩きで心が晴れた気がする。
  

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