ライン

 平成16年10月25日 参加者6名 天候 晴

 7:00 社会保険病院駐車場発
 9:00 平家岳登山口途中着
 9:10 発
10:00
 平家岳登山口着 
13:30 平家岳着
14:
10 平家岳発
17:30 車まで着
18:40 社会保険病院駐車場着
 

 今日は振替休日のため、職場のメンバーとの山行き。
 鳴谷山へ行く予定が何となく平家岳へ行くことになる。
 和泉村の夢の架け橋を過ぎて、平家岳まで7kmの標識を見てしばらく行くと、未舗装のデコボコ道となる。
 台風23号の影響か、道が荒れている。1〜2キロ走った所で道路が陥没していて、車ではもう行けないことがわかった。
 車を置いて登山口まで歩くことにする(-_-;)。

崩れた道崩れた道

  面谷川沿いの道を歩き始める。対岸の山は紅葉がきれいだ。
  しばらく行くと、お墓と石碑があった。面谷鉱山の最盛期に伝染病で亡くなった人を葬ったお墓で、ここを通る人は立ち止まって必ず合掌したとのことだ。我々も合掌。
 

碑

 ボタ山の跡が残っている。所々木の橋の流れた跡や石積された跡が残っており、かつて人が住んでいたことを思わせる。
 面谷鉱山は明治21年に三菱鉱業鰍ノより始められ、大正11 年には休山。昭和12 年に大宝鉱業鰍ノより再開されたそうだ。
 昭和41 年まで稼鉱された。粗鉱量約41 万トン(Cu 1- 5%,Pb4- 6%,Zn 3- 20% 銅・鉛・亜鉛)を産出したとか・・・。
 最盛期には3,000人もの人がいたそうだが、和泉村の現在の人口は1,000人を切っていることを考えると昔日の感がある。
 栄枯盛衰は人の世の習いだが、寂しいものがある。

 ボタ山?

 面谷川の水は、ラムネの瓶の色を薄くしたような透き通った美しさだ。
 上流には何もないので、本当に美しい自然のままの水はこんなにきれいなんだと思う・・・。

面谷川

 川沿いの道も途中から流失して無くなっている。川を降りてしばらく川の中を歩く。
 右岸に渡ってしばらく歩き、また左岸に渡ってようやく登山口への道にたどり着く。
 ここまでで約1時間を費やす(-_-;)。
 10時、ようやく平家岳登山口の到着。登りの道を歩き始める。
 沢の音を聞きながら歩き、しばらくしてまた川を渡ること2回。



道が無い・・・(-_-;)川の中を歩く
沢を渡るようやく登山口
ブナ林紅葉がきれい・・・

  ようやく本格的な登りの道に入る。紅葉が進んでいる。
  高度を上げるごとに紅葉が深まってゆく。
  檜の大木をめがけて登る。なかなか急な登りで、余分に歩いた1時間のタイムロスが響くことになる。
  途中何回か小休憩をとり、最初の鉄柱のある場所で一息つく。
  

檜の大木鉄柱で一息
まだまだ遠い・・・モミジの紅葉

  イワウチワの蕾が付いている。早春の花だが、狂い咲きだろうか、もうすぐ咲きそうだ。
  ツツジの葉が紅葉していてきれいだ。モミジもいい色になって、遠くからでも目立ってきれいだ。

ツツジの紅葉イワウチワの蕾
同じくツツジモミジの紅葉

 山を幾つか越えて、ようやく平家岳が見えてくる。
 途中の山々は鉄柱がたくさんあって、送電線が張り巡らされている。
 青空がまぶしいくらいきれいな色だ。
 面谷へ・荷暮へという標識が見えてくる。真っ直ぐ進むのが平家岳への道だ。

平家岳が見えて来る・・・尾根歩き
歩いてきた道面谷・荷暮の道標

 東側から回り込んで、ようやく平家岳への登りの道に入る。
 ダケカンバの落葉したモミジの赤が目立つ斜面を降りると、平家岳への最後の登りだ。
 13時30分ようやく平家岳1,442mの山頂に到着する。
 

看板落葉のダケカンバと紅葉
平家岳山頂へ平家岳山頂

  慌ただしく昼食をとり、コーヒーを沸かす。
  360度の展望だが遠くの意外に高い所に、白山の御前峰と大汝峰らしい、谷間が雪で白い山が見える。
  西側には銀杏峰と部子山らしい続いた2つの山塊が見える。
  南側には屏風山と能郷白山が見えるはずだが特定できない。荒島岳は見えるのだろうか・・・?

  40分ほど休んだだけで、下山を開始する。
  紅葉の紅葉が美しい。
  枯れた木がオブジェのように、青空の中に映える。

白山遠望紅葉
枯れ木のオブジェ紅葉と青空

  空中で男の人と女の人が踊りを踊っているように見える枯木もある。
  6人の鈴の音が響き渡る。誰にも出会わない。熊にも・・・(-_-;)。
  今日は6人で平家岳を6人占めだ(-_-;)。

枯れ木の踊り

 ブナの黄葉や、コブシの花芽が出来ている。コブシは葉を落とし、花芽だけが春を待つ準備をしている。
 来年の春に備えてもうネコヤナギのようなふかふかの柔らかいサヤが、気持ちよい感触だ。
 たくさんあるハクサンシャクナゲの木も蕾を付けている。

紅葉色づくブナ林
紅葉の山コブシの蕾

檜の大木ハクサンシャクナゲの蕾

 ミツバツチグリが黄色い花を咲かせている。
 また川沿いの道を、川を渡ってあちこちする。
 車の駐車場所に着いた時にはもう暗くなる時間帯だった。
 5時30分に出発して、6時40分社会保険病院の駐車場に着く。
 本当に一日がかりの山となった。

ミツバツチグリ駐車場所は近い・・・

 久しぶりの長い時間をかけた山、クマにも逢わず紅葉に会えて満足だった。
 今度は春の季節に行きたいものだ・・・。

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