大光寺山麓

 平成17年 4月17日 晴 参加者6名

鹿谷町矢戸口集落センター前発    9時00分
薄墨桜群生地 10時50分
大光寺山     11時10分
大矢戸行人岩 12時30分
展望台発    13時10分
薄墨桜群生地 14時05分
矢戸口分岐   14時15分
矢戸口集落センター 15時10分


 

薄墨桜の看板

 今回は薄墨桜を見に行こうという企画が新聞に載っていたので、便乗させて貰っての参加。
 大光寺山の麓で薄墨桜が発見されたのは、3年ほど前になるだろうか・・・。いつか行きたいと思っていたので、今回の参加となった。

 50名ほどの方が参加されている。普段は会わない方にもこんな所で会ったりした。

 公民館の方が出席者の氏名を取りまとめて、パンフレットをもらう。9時に集落センター前を出発する。登り口まで少し歩く。
 登山口には右の大きな看板がある。
 約2時間と書かれていたが、先頭が鉈を手に刈り払いながらの登山だったが、1時間30分ほどかかった。
 健脚な方なら1時間ほどで登れる距離のようだ。

 杉林の道を登り始める。
 途中石垣を積んである場所もある。
 家があった跡か、道の片側なのか、石がかなり苔むしている。

石垣










 砂防ダムを越して、登り切った所に大きな岩がある。

砂防ダム大岩

 山道の緩やかな登りの道になる。
 沢沿いに登って行く。
 ヤブツバキの赤い花がきれいに咲いている。
 小休止をしながら高度を上げて行く。

登りの道沢沿いの道

 ヤマエンゴサクの青い花が緑の中で美しい。
 キクザキイチゲの白い花も咲き始めの清楚な雰囲気が可憐だ。

 沢を何回か渡りながら、沢沿いの道を歩く。
 振り返ると越前甲から岩屋林道がよく見える。

ヤマエンゴサクキクザキイチゲ

岩屋林道から越前甲


 舟石と呼ばれる大きな岩があった。
 祠跡と呼ばれる場所。昔は仏様が祭られていたのかもしれない。ここで大矢戸へ行く道と大袋へ行く道とに分かれる。帰り道をよく見ておかないと迷いそうになる場所だ。 

舟岩祠跡

 アブラチャンの黄色い花が咲いていた。
 ようやく薄墨桜の大木が見えてきた。
 しかし桜の花はまだ咲いていない・・・。

アブラチャン薄墨桜の大木


 幹まわり3m23cm、樹齢は推定200〜300年ほどとか・・・。
 矢戸口側斜面に7本の老木と若木が何本かあるそうだ。
 大野側、荒島岳が見える。
 皆さんはここで昼食タイムだが、我々は大光寺山で昼食をとることにする。
 急登を、茨に服を引っかけながら登る。
 今回は道が整備されていて、ロープもあり登りやすかった。

薄墨桜の大木荒島岳

 山頂には、白山伏拝と書かれた碑と、天保十一戌年三月と書かれた碑がある。

 「大光寺山山腹大矢戸側の平坦地の杉林が大光寺の跡である。。
 古代から中世にかけての山岳の修験道の寺院跡だろうが、記録は残されていない・・・」ともらったチラシに書いてあった。

 大光寺山は630mの標高、白山がきれいに見える。
 部子山・銀杏峰・黒谷山・飯降山・荒島岳・経が岳・法恩寺山・赤兎山・大長山・取立山・越前甲山・鷲が岳・杓子と360度の展望だ。

白山伏拝の碑天保11戌年十二月と書かれた碑

 ここまで1時30分ほどで、物足りないメンバーはさらに大矢戸の行人岩まで足を伸ばすことにする。
 以前来た時は藪こぎの連続だったが、今回は道を切り開いた形跡があり、歩きやすくなっていた。

大光寺山大矢戸の行人岩へ

 鉄塔のあたりはコブシの花やショウジョウバカマが咲いていてきれいだった。
 そのまま尾根伝いに行人岩までの道を辿る。 


ショウジョウバカマ行人岩

行人岩

 大矢戸行人岩の説明の看板。
 幸福の鐘を鳴らしてみる。  
 とてもいい音がする。                       

 岩の天井に書かれた南無阿弥陀仏という文字がはっきりと読める。大光寺との関連はないのだろうか・・・?         

 どんな人々が何のために修行をしたのだろうか・・・。     
不思議に明るい空間だ。                      

 子どもを胸に抱いたお地蔵様のお顔が穏やかな表情だ。   


行人岩の説明

 
 

 展望台でコーヒーを沸かして飲む。
 ゆっくりと風景を堪能する。
 白山から別山も見える。

 大野盆地の広々とした展望の開けた風景は、心を和ませる。
 いつも家では夕陽は山に早時間に隠れてしまうが、大野ではゆっくり日が沈んでいくのだろう・・・。
 のんびりとしたとてもいい風景だった。
 いい所だと皆さんにも喜ばれて、帰路に着く。

 帰りがけ、鉄柱の西側の下の方で、カモシカが木の新芽を無心の食べているのを発見。
 丸まると太った、まだ若いカモシカだった。
 野生動物と共存できる豊かな植生がまだあることがうれしい。
 中部縦貫が通ることで、動物たちが住めない環境にならないでいてほしいものだ・・・。

 薄墨桜を見にきたのに、咲いていなかったので山の下の方にある桜を見に行く。
 

薄墨桜
 薄墨桜は萼筒の下部が球形にふくらみ、壺型をしていることが特徴だということだ。
 見上げるほどの大木の下に落ちていた一枝で、花が満開だということがわかる。
 青空に白っぽい花が透けて見える。
 大光寺山の麓の薄墨桜は見られなかったが、咲いている花を見ることができて満足。

 

薄墨桜薄墨桜

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