砂防新道〜エコーライン〜室堂〜お花松原〜室堂泊〜ご来光〜お池巡り〜観光新道                         line

日時   H17. 8. 7〜8
天候   晴一時雨
参加者  3名

コースタイム 

7日(日)
 4:00  自宅発
 5:20  市ノ瀬発
 5:55  別当出合発
 6:40  中飯場
 8:05  甚ノ助小屋着
 8;45  甚ノ助小屋発
 8:55  南竜分岐
 9:20  エコーライン分岐
10:35  弥陀ヶ原合流
11:05  弥陀ヶ原発
11:20  室堂着
12:30  室堂発
13:00  百姓池
14:10  お花松原
15:12  中宮道分岐
16:00  室堂
17:00  夕食
19:00  就寝

8日(月)
 3:30  起床
 4:00  室堂発
 4:30  御前峰着
 5:04  ご来光 お池巡り
 6:30  朝食
 8:30  平瀬道途中まで〜
 9:30  室堂
11:30  室堂発
12:00  黒ボコ岩
12:35  殿ケ池避難小屋着
14:10  殿ヘ池避難小屋発
14:35  千人窟
15:30  別当出合着
15:50  別当出合発
16:05  市ノ瀬
16:30  御前荘
18:00  自宅着 

 


 別当谷を歩き出す

 5時20分、市ノ瀬発別当出合行きのバスに乗る。
 5時40分、別当出合着。支度を整えて登り始める。
 吊り橋を渡って、川を見渡すと、昨年はまだ残っていた古い橋の残骸はもうなく、両側のコンクリートの基部が残っているだけだった。

 砂防新道を歩き始める。 ウバユリが咲いている。随分前の7月の終わりに登った時にはクガイソウが咲いていたが、もう時期的には遅いのか一輪も見あたらなかった。
 カニコウモリ、ノリウツギ、ハナウドとおなじみの花が咲いている。

カニコウモリウバユリ
ハナウドノリウツギ

 中飯場を過ぎると、タマガワホトトギス・ソバナ・クロクモソウが咲いていた。
 センジュガンピが白い花を咲かせている。ナデシコ科のこの花は清楚な美しさで心が洗われるようだ。
 緑の草むらの中から、この花を見つけると優しい清々しい気持ちにさせられる。
 所々に咲いていて、花を見つめながら荒い息を整える。雨の滴が光っている。

タマガワホトトギスソバナ
クロクモソウセンジュガンピ

 足許にズダヤクシュの小さな小さな花が咲いている。喘息の薬になるというこの薬草は、小さいものは背丈が10cmほどだ。
 ブナ帯や針葉樹林の湿った林の中に生えるユキノシタ科の多年草だとか・・・。
 見落としてしまいそうな小さな花だが・・・。

 トリアシショウマの白い花が咲いている。ズダヤクシュと同じユキノシタ科の花なので湿った場所を好むようだ。
 ユキザサの大きな赤い実がなっている。赤い実が宝石のように深い色をたたえている。
 オオレイジンソウ(大伶人草)を長い間、トリカブトの白い花だと思っていた。
 甚ノ助小屋の少し下のあたりにいつも咲いている。
 伶人とは雅楽を演奏する人のことで、伶人の冠に花の形が似ている所から名付けられたとか。
 トリカブトの仲間で有毒ということなので、まるっきり間違いでもないか・・・(-_-;)。

ズダヤクシュオニシモツケ
ユキザサの実オオレイジンソウ
ゴゼンタチバナフジアザミ

 ゴゼンタチバナの御前は白山御前峰の御前から取った名前。ここではまだ咲いている。
 フジアザミは富士山に多いことから名前が付けられた、アザミの中では一番大きい花だとか・・・。
 ミツバチが潜って花粉を体中に付けながら蜜を一心に吸っている。
 別山が見えてくる。

別当覗別山が見えてきた

 8時すぎに甚ノ助小屋に到着する。しばらく休んで歩き始める。
 夏休み中の日曜日とあって、人が多い。いつも混雑する山は避けているので、後ろから来る人がいると気になる・・・(-_-;)。
 ゆっくりお花の写真も撮れない・・・。
 シモツケソウやアキノキリンソウ、ハクサンボウフウ・ミヤマコウゾリナが咲いている。

甚ノ助小屋
シモツケソウアキノキリンソウ
ハクサンボウフウミヤマコウゾリナ

 南竜との水平道の分岐を南竜の方向へ進む。エコーラインのニッコウキスゲがきれいだと聞いたので、エコーラインを上がることにする。
 遠くに南竜山荘の赤い屋根や、テントサイトの色とりどりのテントが見えてくる。
 ニッコウキスゲの黄色い花がポツポツと咲いている。
 別山が雲の中から見えたり隠れたりしている。油坂のジグザグの道や油坂の頭も見える。

南竜山荘油坂と別山

 カラマツソウの真っ白い細かい花びらと花心の黄色がきれいだ。
 咲き始めたばかりのニッコウキスゲの花が初々しくて、何とも言えないほど可憐だ。
 見ていて気持ちの良くなるような花びらの質感と色がまぶしいほどだ。
 エコーラインは本当にたくさんの花が咲き乱れている。
 ミヤマリンドウの群生は1cmほどのたくさんの青い花が集まっていて、それが一つ一つ繊細な形をしている。
 青い花の色も美しい。蕾は深い青色で、花が開くと少しずつ色が薄くなって、最後は水色に近い青になって行く。
 カライトソウはまだ蕾が多かった。ツマトリソウは一輪だけ見つけることができた。
 ハクサンフウロはあちこちに咲いている。
 咲き始めの赤紫に近い色、薄いピンク濃いピンク、花びらの形もほっそりした花、ちょっと太めの花とどの花を見てもきれいで見飽きない・・・(-_-;)。

 チングルマが今を盛りと群生して咲き乱れている。花が終わって、惚けた花もあるが・・・。
 ミヤマダイモンジソウ、イワカガミそしてコバイケイソウが木道の彼方に群生している。
 

カラマツソウニッコウキスゲイワオトギリ
ミヤマリンドウイワイチョウカライトソウ
ツマトリソウハクサンフウロチングルマ
ニッコウキスゲミヤマダイモンジソウイワカガミ

 ようやく御前峰の山頂が見えてくる。
 左手には残雪がまだ残っている。室堂はもうすぐだ。

御前峰

 クロユリが草原の中でぼつぼつと咲いている。緑の中で褐色の花の色が目立つ。
 ハクサンコザクラもまだ咲いている。花の色が言葉に出来ないようなほど可憐な優しい色をしている。
 自然は何とも不思議だ。色んな花の色や形があって、見飽きない。短い夏の季節に一斉に咲く花々。
 この写真に写っている花はもう散ってしまっているのだろう・・・。

ハクサンフウロクロユリ
エコーラインハクサンコザクラ

 五葉坂の下でしばし休憩する。ゆっくり休んでしまったので、最後の登りがだらだらしてしまった。
 ペースを取り戻すのに時間がかかる・・・。室堂で休めば良かった・・・(-_-;)。
 11時20分、室堂に到着する。宿泊の受付が12時からということでそれまでしばらく休憩する。
 12時に受付をして、部屋に荷物を置いて、お花松原まで行くことにする。
 

イブキトラノオ室堂に到着


お花松原へつづく・・・

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