砂防新道〜室堂〜御前峰〜お池巡り〜大汝峰〜エコーライン〜砂防新道 
日時 H17.10. 9
天候 晴
参加者 3名
コースタイム
3:50 自宅発
5:20 市ノ瀬発
5:55 別当出合発
6:30 中飯場
7:45 甚ノ助小屋着
8;00 甚ノ助小屋発
8:25 南竜分岐
9:03 黒ボコ岩
9:25 室堂着
10:15 室堂発
11:00 御前峰
12:00 中宮道岩間道分岐
12:15 大汝峰
12:45 大汝峰発
13:20 室堂着
14:00 室堂発
14:30 エコーライン分岐
15:02 甚ノ助小屋
15:20 別当覗
16:15 別当出合着
16:25 別当出合発
16:40 市ノ瀬
17:30 自宅着
3時50分家を出る。
空を見上げると、天空の真上近くにオリオンが見えて、たくさんの星が輝いている。
今日はいいお天気らしい(^_^)。
4時50分、市ノ瀬に到着する。車が駐車場にびっしりあってびっくり^^;、夏山の混雑のようだ。
5時のバスには乗れず、5時20分発の別当出合行きのバスに乗る。
市ノ瀬を出た時は暗かったのに、バスの中で次第に周囲が明るくなってくる。
5時40分、別当出合着。
5時55分、支度を整えて登り始める。
まだ夜のけはいの残る風景はうっすらと霧の中に沈んで、ぼんやりとしている。
観光新道を行く人は少なく、ほとんどの人が砂防新道を歩き出す。
我々も砂防新道の道を取る。
前の橋に比べて随分長くなった吊り橋を歩く。人の歩くリズムに乗って吊り橋も揺れる。その揺れに合わせて歩く。
橋を渡り終えて歩き始める。ヨメナのうす紫色が濃い。眠りから覚めたばかりの花はまだ夜露の小さな水玉を付けている。


昨日の雨で地面は水分を含み、所々に水たまりが残っている。
別山の頭だけが逆光の赤みを帯びた光の中に見えてくる。黒ボコ岩のあたりだろうか、青空を背景にくっきりと見えてくる。
アキノキリンソウの黄色い花ももう終わりらしい。カメバヒキオコシも花がこぼれ落ちて、ガクだけが残っている。
ミヤマコゴメグサはまだきれいな花を咲かせている株も残っている。
そうこうするうちに、中飯場に到着、しばし休憩する。
薄手の手袋をしてきたので指先がしびれるような気がする(^^;)。
休憩を終えて歩き始めると、左手前方に観光新道が見えてくる。
尾根を歩いている人が小さく見える。
切れた尾根のその先の雲海の中から、大長山らしい山頂がぽっかりと頭を出している。
センジュガンピがまだ咲き残っていた。白いナデシコの花のような細い蕾を付けている株もあった。
トウヒのにおいがしてくる。木の姿は見えないが、胸一杯にそのかおりを吸い込む。
高い山に来たんだという実感が、香りでいっぱいになった胸の中の吸い込んだ空気のあたりから溢れてくる。
7時45分、甚ノ助避難小屋に到着する。
このあたりでは背丈をはるかに超す高さのトウヒが何本もあって、その先に紫色の濃い色の実が成っている。
ナナカマドの葉が色づいている。真っ赤な実がつやつやと朝の光を受けて光っている。
すっかり明るくなって、まぶしい光の中に包まれる。




別山が黒いシルエットになって、雲の中から見えている。
今日のからだは軽い。一歩ずつ高度を上げて歩く。道を譲ったり譲られたりしながら、目に滲みるような青空を充分に堪能する。
甚ノ助避難小屋から約30分で南竜の水平道との分岐に到着する。
久しぶりに真っ直ぐ黒ボコ岩に向けて歩き出す。




昨日の雨の後で沢の水はしっかり流れている。
ナナカマドの実の色がきれいで、みとれながら歩く。実の色がオレンジ色、真っ赤に近い色ととりどりで、目を惹かれる。
小原峠を挟んで、大長山と赤兎山、小原峠の後ろに経が岳がだんだんと見えてくる。
左に目を移すと荒島岳も見える。いつも一緒に登るメンバーは今日は下山から荒島に登っているはずだ。
どのあたりまで登ったかなあ?
延命水は水流が変わったようで細い流れになっている。
水を飲んで一息つく。葉っぱの色が紅葉したリンドウが二株まだ咲き残っていた。


白山の山頂方向は雲がなく、快晴のお天気だ。青空がまぶしい〜。
ようやく黒ボコ岩に到着。休んでいる人がたくさんいるのでそのまま通り過ぎて弥陀ヶ原へ。


弥陀ヶ原はナナカマドの真っ赤な実が本当にきれいだ。
最後の五葉坂の岩の多い道を歩く。
9時25分、室堂に到着する。
ゆっくり休んでから、荷物を置いて山頂まで登ることにする。
白山比盗_社奥宮にお参りする。温度計と方位盤の付いたお土産用のものを買う。
早速リュックに付けてみると、気温が12.5℃・・・(-_-;)。指先がしびれるほど冷たいはずだと納得。




シラタマノキに花が咲いている。
イワギキョウが一輪だけ咲き残っていた。もうしおれかかっているが、花の色が美しい。
あちこちにコケモモの実が成っている。小さいけれど美味しそうだ(^_^)。
ハイマツ(ゴヨウマツ)に触ってみる。葉っぱの先が手に当たる感触が柔らかくて、いい気持ちだ。
松ぼっくりがなっているのだが、大きいものと小さい物がある。どう違うのだろうか。
小さいものはこれから大きくなっていくのだろうか?




山頂は多くの人で賑わっている。
長崎さんが担ぎ上げた方位板の写真を撮ろうと思ったが、人に囲まれていて、シャッターチャンスがなかった・・・(-_-;)。
奥宮で登山の無事を祈る。
山頂で温度計を見ると26℃、壊れているのか・・・。リュックの中に入れておいたので高めの温度なのか、外側に付けてしばらく放置する。
結果は12℃だった〜。


足許にお花松原が紅葉しているのがよく見える。
ナナカマドの葉と実なのだろうが、まだ少し早いのだろうか?
もう少し寒い日が続くと、はっきりした紅葉の色に染まるのだろうか・・・。これで充分な気もするが。

今日も遠くに乗鞍や穂高連峰、槍ヶ岳、立山連峰、剣岳などが見える。風景を堪能して、そのままお池巡りへと向かう。
今日は剣が峰か大汝峰に登ってみる予定だ。
紺屋が池の水の色がきれいだ。


剣が峰の裾野を廻って大汝の裾野の中宮道と岩間道の分岐に着く。
帰りのバスの時間もあって、近そうな大汝に登ることにする。
大汝峰への矢印に沿って登り始める。細かい砂礫が足許にあって歩きにくい。




ハイマツがきれいな緑色を見せている。山頂には大汝神社があって、石積みで風雪を遮るように作られている。
お参りをして、展望のいい場所でゆっくり休憩する。
御前峰と比べて、人も少なく、遠くに中宮道や岩間道も見える。
剣が峰と御前峰、翠が池がよく見える。
雲海の彼方には相変わらず、乗鞍から穂高連峰、槍、立山連峰そして剣と高い山々が見渡せる。




足許にはお花場松原が紅葉した風景を見せている。紅葉の色はまだ深くなるのだろう・・・。
ナナカマドの木がたくさんあるようだ。泊まりなら行きたい所だが、今日は上から見るだけ。

避難小屋の方へ歩いて行ってみる。シナノキンバイが一輪だけ咲き残っていた。黄色い明るい花の色がよく目立つ。
岩間道の標識があった。13.7キロ。その先には四ツ塚山が霧の中に見えている。その向こうは七倉山か・・・。


帰りのバスの時間が気になって、腰を上げる。
千蛇が池にはまだ雪があった。この下には10mほども雪があるとかで、万年雪だ。間もなく今年も雪の季節を迎えるのだろう。
青空とお宝庫ををバックに雪の色が映える。


ナナカマドの実の色、葉っぱの紅葉がきれいだ。実のツブツブが下界より大きい気がする。
ツヤツヤ光る真っ赤な実は触れて見たくなる質感がある。

室堂に戻り少し休んでから2時に帰路に着く。
エコーラインを降りる。別山の方向は雲の中に閉ざされて、何も見えなくなってしまった。




帰りは5時のバスに間に合うように飛ばしたので、写真を撮っている時間が取れなくてほとんどない・・・。

16時15分、別当出合に到着する。
16時25分のバスで市ノ瀬へ戻る。
青空が心地よい秋の一日だった。