(1307m)                              line

日時   H18. 2.18
天候   晴
参加者  8名
コースタイム 

 7:40  自宅発
 8:20  北谷チェーン装着場
 9:00  いわなや前発
11:50  取立山山頂着
13:00  取立山発
15:00  いわなや前
15:30  自宅着


 今年に入ってからのお天気は、土日になると雪。
 12月は大雪で自宅の雪かきに大わらわで山どころではなかった。
 まず自分の家を守るのが一番。
 山の雪も多そう・・・、雪崩の危険もある・・・。

 というわけで、山に登りたいとみんなうずうずしていたようだ。
 今日はメンバーがほとんど揃っての今年初めての山は、やっぱり取立山。
 
 いわなやさんの向かい側、道の脇に車を置いてガードレールの切れたあたりから登り始める。
 足跡がたくさんある。ワカン・スノーシュー・スキー・ボードと色々だ。
 地元の年配の方が途中にある山小屋まで行くとかで、右手にスコップ左手にかんじき、足は長靴で急な斜面を軽々と登って行かれる。
 我々はしっかりアイゼンを付けて、ピッケルやストック、リュック、ロープまで持参の方もいてヒマラヤにでも登れそうな装備だ。
 足跡の残る雪原を歩き始める。

 国道からしばらく登ると兎の足跡が続いている。
 足跡だけでいつも姿を見たことがない。
 冬場は笹の葉を食べているようだが、今年は雪が多くて餌を見つけるのも大変だろう。
 杉の林を通り抜けて雑木の混じる、登山口の駐車場のあたりでリスの足跡を見つける。
 5cmほどの小さな足跡だ。
 前足と後足が二つずつきちんと揃って続いている。
 食べ物は埋めたり、巣の中に貯蔵しているようだが、こんな深い雪の中ではどうしているのだろうか。
 ミズナラの木か、ドングリが枯れて枝に残っている木もあったので、そんな実を探しているのだろうか・・・。
 歩いている時に足跡だけではなく本物のリスに出くわしてみたいものだ。
 きっととっても可愛いんだろうな〜♪。
  

登り始めたあたり兎の足跡
リスの足跡木の根本

 夏場の駐車場になっているあたりは、案内板もすっぽり雪に覆われていて、全くの雪の平原になっている。
 今日の外気温は−5℃になっていたので、アイゼンの足許がしっかりと雪面をつかんで快適な歩きだ。
 ザックザック、時々ぎゅっぎゅっと雪の音がする。
 山頂付近はもっと寒いのだろうか・・・。
 久しぶりに歩くので登りはじめがことに辛い。
 駐車場の上のあたりまで約50分かかる。
 ここでしばし休憩する。
 雪の上に落ちた葉っぱやブナやミズナラの実が、雪に沈んでいる。
 空は青空、風はほとんどない。
 だんだんとお天気がよくなって雲が切れてゆく。

枯葉道路の雪
ブナ林

 気合いを入れて急登を登り始める。
 抜けるような青空の中、雪の白い色がまぶしい。
 一歩一歩雪面を踏みしめて歩く。
 だんだんとふくらはぎのあたりがつりそうになってくる。
 斜面にダケカンバだろうか一本の木が枝先に新芽を含んで赤っぽくなっている。
 急登の途中でしばらく足を休めて、一息いれてからまた歩き始める。

キツイ登り雪庇
ダケカンバ?山頂へ
 

 ブナの樹林帯を登り始める。
 この斜面は、風がきついのだろう。
 雪が積もらないで吹き飛ばされてしまうようだ。
 昨年末の雪がもっと多いはずなのだが、ブナの木が見えるほどの雪の量だ。
 ブナは北側に向かって枝を伸ばしている。
 風が南から北に向かって吹くことが多いのだろうか?
 坂の途中から四塚山と七倉山が見えてくる。
 そして大汝峰と御前峰も、純白の雪をかぶって青空の中に輝いている。
 白山は見るからに雪が多そうだ。
 右手には経が岳と法恩寺山も見える。
 

斜面経が岳
御前峰と大汝も見える四塚と七倉山

 白山をズームして見ると雪の白さが近くの山と全然違って見える。
 樹氷を付けたブナや雑木も雪化粧を本当にきれいだ。
 誰も踏んでいない足跡のない雪原も美しい。
 いつも黒く見える岩壁が雪で少ししか見えない。
 白さが輝いている。

 白山

 少し視線を右手に移せば別山の雄志が見える。
 白山の女性的ななだらかな曲線に比して、別山はゴツゴツとした男性的な岩肌を雪に隠してきっぱりつ屹立している。
 手前に二本のスキーのトレースの跡。
 取立平の広い雪原をスキーで滑るのは気持ちがいいだろうなあ、目の前に別山を間近に見ながら滑れるのは・・・。
 できるだけ別山の近くまで行って写真を写してみたいと思ったりする。
 別山もきっぱりとしたいい山だ。

別山

 山頂の風をよけられる所で昼食を食べる。
 お汁粉からコーヒーまでいろんな食べ物が出てきて満腹。
 ゆっくり休んで、白山の写真をたくさん取る。
 鉢伏山まで行こうかと言っていたが、足がつった人がいたりして、今日は無理をしないことにする。
 1時間ほど休んで帰り支度をする。

釈迦岳の向こうに白山

 ペットボトルのお茶を山頂から落としたら、ゆっくり取立平から左の谷へ落ちて行ってしまった〜。
 西の空は少し雲が出てきて、雲がだんだんと広がってゆく。
 北側には越前甲から加賀甲までよく見える。
 南から西にかけては荒島・部子山・銀杏峰と見える山々は、やはりいつもの年よりも山頂付近の雪が多く見える。
 ぼってりとした雪の厚みに見える。
 帰り道の雪は、固い所と絹の布の上を歩いているような柔らかい所があって、柔らかい所は歩いているととっても気持ちがいい。

 取立平帰路
雲がきれいだった・・・ブナ林
 

 帰りもアイゼンを付けて歩く。
 杉の林を歩く頃から雪が緩んで、所々穴ぼこに落ちて足を取られる。
 途中からスノーシューに履き替えて歩く。
 急斜面でのスノーシューの下りは危ないが緩やかな斜面や平原では足を取られこともなく快適な歩きだ。
 履き替えるのを厭わずに、危険を回避したいものだと思う。
 

 樹氷雪に埋もれるブナ
下りナラの実

 ブナの実があちこちに落ちている。
 ミズナラの実もまだ木の枝に残っている。
 昨年の秋はたくさんの木の実がなったんだなあと思う。あるいは、落ちる前に雪が降ってしまったのかもしれないが・・・。
 リスや動物はこんな実も食糧にしているんだろうなあ。
 下りは早い。

 下りの斜面
 

 途中で木の根本の穴に足を取られて膝を痛めた人が1名。下りは気を付けたいものだ。
 早く治るといいのだが・・・。
 美しい白山に出会えたすばらしい一日だった。

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