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日時   H18. 2.19

天候   晴
参加者  5名
内容 

 8:45  六呂師スキー場妻平ヒュッテ前
 9:15  リフト前集合
10:00  リフト終点
11:00  経が岳登山口手前付近着訓練
12:00  昼食
13:00  訓練
15:00  経が岳登山口手前付近発
16:00  妻平ヒュッテ前


  冬山を本格的に登るつもりはないのだが、ピッケルやアイゼンの正式な使い方を一度聞いておいた方がいいのではということで、今日は福井県山岳連盟主催の冬山安全登山教室に参加する。

 8時45分に六呂師スキー場妻平ヒュッテに集合して、参加費を払ったり、ハーネスやピッケルなどの道具を貸し出してもらう。
 今回はアイゼンとピッケルを持参する。ハーネスを付けてザイルを結ぶような山へは行くつもりがないのだが・・・。
 9時過ぎにリフト前に集合してリフトに乗る。
  

六呂師スキー場ピッケルの使い方

 第1リフトを降りたあたりでまず荷物の置き方の基本、斜面でのキックステップやアイゼンを履いての歩き方の練習をする。
 急な斜面での方向の変え方はどうしたらいいのかなどの質問が出る。
 その後、リフトの終点まで歩く。ピッケルを二本使って階段のように使う方法などをまず教えていただく。

第1リフト終点付近アイゼンの歩き方

  さらに経が岳の登山口までの尾根道を歩く。
 雪庇のある場所は、雪庇の上を歩かないでなるべく根本のあたりを歩くようにという注意もある。
 1時間ほど歩いて、登山口の手前あたりに着く。そこに荷物を置く。

リフト終点から経が岳登山口へ雪庇
経が岳登山口付近荷物を置いて研修だ〜
 

 まずピッケルを使って滑落停止の練習をする。
 ピッケルのギザギザの部分を下に向けて、胸のあたりでしっかり雪に埋め込んで止めながら、テコの原理を利用して根本を上に上げることで止める。
 最初はこわごわやってみる。滑り出す前に止めるということで、感覚をつかんでおくことで充分かもしれない。
 休む時も荷物や自分をピッケルで固定しておくことも大切だと指導された。
 皆さん熱心に練習していた。だんだんと滑り方も上手になって練習も過激になっていく。
 

滑落停止技術滑落停止技術の練習

 しばらく練習して、お昼になったので休憩してそれぞれ昼食をとる。
 その間に周囲の山々の写真を撮る。
 南西の方向に部子山と銀杏峰が見える。手前に大野の町並みが広がる。

部子山と銀杏峰

  北西には杓子岳から浄法寺山の山並。右には、越前甲とその手前には取立山の稜線か?
  西の方向には三室山が可愛らしく見える。その奥には我が家の方向、いつもの六呂山や大光寺山が見える。
  家の近くからは六呂師のスキー場の明かりが見えるから、家の方向が見えるのはあたりまえか・・・。
  

杓子岳から浄法寺山方面越前甲
我が家の方向 三室山が見える

 携帯用のスコップを見せてもらう。ピッケルの先に取り付けられるタイプのものもある。意外に軽い。
 冬山の装備はスコップ・アイゼン・ピッケルは持参すること、スコップは雪洞を掘ったりと活用の場面は多いかも・・・。
 値段がけっこういいらしい・・・。

 午後の部は腰にハーネスを付けて、ビレイ(確保)の方法の練習。
 まずは雪の上に腰を下ろし両足全体と背中の摩擦を使って、転落する人を確保する練習をする(腰がらみ確保)。
 ロープを背中で少しずらす摩擦で転落を食い止める。女の人でも男性をしっかり確保できる。
 「運命を分けたザイル」を読んでいて、こうやって片足を骨折したサイモンをジョーは下降させたのだなあと実感できた。

腰がらみ確保腰がらみ確保の練習
 

  次はスタンディングアックスビレイというピッケルを雪の中に埋めて、その上に両足で乗って確保する方法の練習をする。
  雪中のピッケルで自分と滑落者を確保するのだが、腰がらみよりも楽に確保ができる。
  ただ雪の中のピッケルがどのくらいの強度で持つのか不安がありそうだが・・・。
  その後雪洞の堀り方を教えていただく。入口は狭く、掘った後は入口にはシートをかけるなど雪が入らないようにしておく。
  また雪洞の上には目印を置くこと。
  弱層テストは雪の層の強度を見る方法で、円形に雪を掘り、抱えて雪がはがれれば雪崩が起きやすい環境だということだ。
  また雪崩を体験したい人をモデルに、上から雪をかける。30cmほどかけただけで起きあがれない。
  外の声は聞こえるが、雪の中からの声は小さく聞こえる。
 

 スタンディングアックスビレイ雪洞堀り
弱層テスト雪崩の体験

 帰り道の途中ではスノーシューとワカンの違いなどを教えていただく。
 スノーシューは急な登りにはいいが下りは少し危ないことなどを聞く。

 帰路リフト六呂師の天文台
 

 下りの途中で、六呂師の天文台の可愛らしい建物が見えた。
 降りてきたら4時になっていた。みっちりの一日だった。

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