(1192m・1368m・1312m)   
                           line

日時   H18. 5.22
天候   晴
参加者  3名
コースタイム 

 7:30  自宅発
 8:00  学校発
 9:00  真砂集落大日山登山口
10:30  徳助の頭
11:40  小大日山
13:00  大日山山頂
14:00  大日山山頂発
14:35  加賀甲山着
16:35  真砂集落大日山登山口着
17:45  学校着
18:10  自宅着


 土曜日体育大会の振替で今日は職場のメンバーと山登り。
 国道364号線を山中温泉方面へ向かう。
 大内峠のトンネルを越え、橋を渡った所(加賀市山中温泉我谷)で左山中温泉、右県民の森の標識を右へ。

 我谷ダム・枯淵・九谷ダムを通り過ぎ大聖寺川を溯る。
 九谷町でこの先通り抜けできませんという看板を見ながら工事の砂利を乗せたトラックに続いて右の道を取り、さらに大聖寺川に沿って走る。
 道はだんだんと細くなり一車線のすれ違いもできない細い道となる。

 さらに進むと新しい橋と古い橋が二つ並んだ場所に出る。
 まだ新しい橋は通れなくて古い橋の方を渡る。
 砂利を乗せたトラックは工事中の箇所で終点のようだ。
 そこをさらに先に進む。舗装してない道になってくる。
 河内・南谷林道の案内板を通り過ぎ
ログハウスを左手に見て少し進むと登山口の駐車場に着く。
 すでに車が
1台ある。先客ありのようだ。

 身支度を整えて歩き始める。
 徳助の頭・小大日山を経て大日山を目指す徳助新道、帰りは大日小屋のある加賀甲山を経て真砂へ戻る池洞新道コースを取る。
 

駐車場の脇に立っている看板
駐車場から歩き出す両側は田んぼのあと
 

 崩れた鳥居と軒先が折れた神社の横を登り始める。
 平成10年に離村したというが、きちんと石垣が積まれた水田の跡が残っている。
 杉の付けてある所、萱の茂るにまかせた所、昔の人々の思いも時の流れの彼方に去って今はぜんまいや蕨が生えていた。何百年も生活をして守ってきた田畑の跡が今はもう何も残っていない。

神社社殿の軒先が折れている
 

 沢を二つ渡る。二つ目の沢は少し深くて、ちゃんとカメラのレンズキャップを嵌めて気合を入れて渡ろうと思ったのだが、しっかり締まっていなかったらしく、レンズキャップは水の中を流れて行ってしまった・・・。
 一度は浮かび上がって取れそうになったのだが、流れは速く深くて・・・。

 
すぐに急登になる。イワウチワの花の散ったあとがあった。チゴユリが咲いている。
 ロープのある急登が続く。
 オトシブミが葉っぱの上に一匹いた。つやつやの赤い背中が印象的だ。
 葉っぱの落とし文はいつ作るんだろう・・・。
 トウゴクミツバツツジが咲いている。ピンクが鮮やかだ。

看板沢を渡るユキザサ
人の横顔のように見えるウスギヨウラクツツジ?ロープのある急登
オトシブミトウゴクミツバツツジチゴユリ

 少しずつ高度が上がってブナの新緑が目にしみるようなきれいな色になってくる。
 季節がスローモーションで遡っていくようだ。
 イワウチワの花が今を盛りと咲いている。ツクバネソウがもう咲き始めている。
 ミヤマシキミの細かい咲き始めの花が赤みを帯びて可愛い。
 五つ子のようなアケボノスミレ?か揃ってきれいに咲いている。

尾根に出たシュンランブナ林
イワウチワツクバネソウハウチワカエデ
ツルミヤマシキミシャクナゲの蕾アケボノスミレ?
 

 ようやく尾根に出る。風が強い。
 
南丈競の非難小屋が遠くの山の上になんとなく見える。
 ホンシャクナゲの蕾が赤い。開き始めた花はピンクの色が濃い。
 開いて時間の経った花は薄いピンクになっているが、どの花もきれいだ。
 ブナの緑の色がまぶしい。シャクナゲの花を楽しみながら尾根道を歩く。
 

右端南丈競山 避難小屋がかすかに見える
  

  約1時間30分で徳助の頭(1053m)に到着する。10時30分になっている。
 北側のはるか向こうに一昨年の忘年会帰りに登った鞍掛山が見える。
 南にはこれから登る小大日山が見える。チョコレートを食べて元気を出す。

  

徳助の頭 1053m鞍掛山
小大日山の向こうに大日山加賀甲山

 風の音がスゴイ。今日は一日風が吹き荒れていた。
 大きな木が根本から折れていた。しばらく休憩してまた歩き始める。
 下り始めるとすぐにまたシャクナゲが群生していた。
 

徳助の頭頭が折れた大木
さあ出発ホンシャクナゲ

 11時40分 小大日山(1198.4m)着。
 
目の前に大日山、右手に加賀甲山がどっしりと見える。まだ雪が多い。
 相変わらず強風が吹き荒れている。
 リョックに止めてあって帽子止めを外して、リョックを降ろした途端に帽子が谷から吹き上げる風に乗って谷の方向へ飛び去ってしまった。帽子は一旦上昇してから一気に谷へと吸い込まれて行った。
 今頃は熊の子が被っていたりして・・・。
 今日はレンズキャップに帽子と失せ物の多い日だ。
 同行の方のタオルも同じ軌跡を描いて谷底へと落ちて行った。
 カモシカが汗拭きタオルに使っていたりして・・・。
 アンパンを齧ってお腹の足しにして一息つく。
 

ホンシャクナゲ小大日山

 大日山に向けて登りを開始する。
 コブシの花が咲いている。ツツジの新芽を包むさやが黄色い花のような柔らかな美しい色をしている。
 木々もまだ煙るような新緑だ。
 マイヅルソウの葉っぱがビニールのような艶と質感に見える。
 時々雪渓の見える斜面を見ながら歩く。
 足許にはカタクリの花がぼつぼつ見えてくる。 

コブシツツジの新葉のさや
トウゴクミツバツツジ残雪があるマイヅルソウ
 

 ハルリンドウの小さな花が可愛らしい。
 タテヤマリンドウよりも小さくて5ミリほどの大きさだ。
 前から見たかった花なのでうれしい。
 ゆっくり時間をとって写真を写している時間がなくて、かろうじて撮れた一枚。
 
 

大日山ハルリンドウ冷水の頭か?
ミヤマカタバミ雪渓残雪
 

 カタクリの花が登山道の両脇にたくさん咲いている。
 ミヤマカタバミの純白の花、そして白いカタクリの花も咲いていた。
 太陽の光に透けて見える。すぐ近くにショウジョウバカマの白い花もあった。
 池洞コースから登って来られた方とすれ違う。駐車場に置いてあった車の持ち主のようだった。

白山が見えてきたショウジョウバカマの白い花
カタクリの白い花山道の両脇はカタクリの群生
 

 13時ようやく大日山(1368m)に到着する。日当たりはいいが相変わらず風が強い。
  白山がうっすらと見える。別山も何とか見えている。
 すぐ目の前に越前兜が北斜面に残雪をたくさん残して見えている。
  1時間ほどゆっくりとお食事タイム。
 先客の三人の方は雪渓の上でゆっくり食事をして鈴が岳の方向へ帰って行かれた。

  しばらくして二人の方が鈴が岳から登って来られたので、カメラのシャッターを押してもらう。

大日山山頂木仏
越前兜山雪渓

 14時加賀甲山に向けて出発する。
 残雪の斜面を歩いたり、倒木を跨いだり、カタクリの両側に咲く山道を歩く。
 越前兜山のいつも見ている裏側の斜面がよく見える。残雪がまだまだ多い。

越前兜山

 大日山がだんだんと見えてくる。
 通ってきた雪渓も見える。越前兜山へ縦走するには一旦降りて登り返す形になるようだ。
 結構距離は長そうだ・・・。

大日山

 越前兜・大日山・加賀甲への三叉路の標識があった。カタクリが相変わらずきれいだ。

越前兜への標識大日山・加賀甲への標識
青空に映えるブナの緑カタクリの咲く山道

 カタコが原からの加賀甲山の風景はどこかの高原に行ったようでとてもいい感じだ。
 今日最後の急登になるか・・・。

カタコが原から加賀甲山を望む
 

 ザゼンソウがいくつか顔を出していた。
 湿地に生えるとばかり思っていたが、こんな乾いた環境でも咲いているようだ。


小大日山ブナの山道            

 14時30分加賀甲山着。避難小屋が二つ並んでいる。
 一つは小屋の中に笹が茂った廃墟のような建物だ。
 少し休んで帰路に着く。

 途中小大日山がブナ林の間から見えた。帽子を飛ばした尾根だ・・・。
 目の前の枝にヤマガラが留まったので、そ〜っとカメラを構えたらもういなかった。
 可愛かったなあ〜。

 キンキマメザクラがまだ咲いている。かと思えばギンリョウソウが顔を覗かせている。
 サルトリイバラの花も咲いている。初春と晩春の花が一緒に咲いている。

キンキマメザクラギンリョウソウ
中又谷のぞきサルトリイバラ
大日山登山口大日谷

 行きは神社の横を通ったので大日山登山口の看板を見ないで登ったが、徳助新道登山口と池洞登山口の看板がちゃんとあった。

新緑に映える川徳助新道登山口と池洞登山口の案内板

 16時40分真砂着。思ったより時間がかかったが、早春の風景が美しくいい山歩きだった。
 帰ってから地図を調べて、
河内・南谷林道を直進すれば龍が鼻ダムへ、途中左折すれば岩屋林道に着くことがわかった。今は通り抜けはできないようだが・・・。

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