砂防新道〜甚ノ助避難小屋まで                         line

日時   H18. 7. 8
天候   曇
参加者  3名

コースタイム 

 9:20  勝山市役所発
10:30  市ノ瀬駐車場着
10:50  市ノ瀬発
11:15  中飯場
12:25  別当覗
13:05  甚ノ助小屋着
14:20  甚ノ助小屋発
15:00  別当覗
16:05  中飯場
16:40  市ノ瀬着
17:00  市ノ瀬発
17:45  自宅着  


 来週から車の入山規制がかかるので、その前に1回白山へ行こうということになる。
 相棒と同行者が仕事の関係で9時過ぎにしか出られないので、雪もあるし甚ノ助小屋まで行ければということで、9時過ぎに出発。
 市ノ瀬は車でいっぱいで、下の駐車場に車を止める。
 支度を整えて、駐車場から歩き始める。この道を歩くのは久しぶりだ。


 今日の白山は曇、雨の心配はないようだ。
 土曜日ということもあり、宿泊の人も多いようだ。
 気温が上がって暑い。少し歩いただけで汗がしたたり落ちる。
 甚ノ助小屋の水場がまだ雪の中で、水が出ないと貼紙がしてあった。


  吊り橋を渡って歩き始める。
 歩き始めてすぐにササユリが一輪だけ開きかかっていた。
 ササユリの甘い、いい匂いが立ちこめている。
 ウバユリも新緑の中で蕾を付けている。

ササユリウバユリ

 下草の間からサイハイランのピンクの花がのぞいていた。
 初めて見るランだ。白山に夏休み前に登ったことがないので、いつもと違う花がみられるようだ。楽しみ・・・。
 ノビネチドリだろうか、ピンクの花も見える。テガタチドリともハクサンチドリとも違う花のようだ。

サイハイランノビネチドリ

  マイヅルソウの白い花が咲いている。上の方では葉っぱが出たばかりの株がたくさんあったが、下の方ではもう花の終わっている株も多かった。
 ニガイチゴの白い花も咲き始めている
 裏山ではもうノイチゴは花も終わり、実も終わってしまっているが、白山ではまだこれから実が成るようだ。

マイヅルソウニガイチゴ

 ツノアカツノカメムシが二匹いる。
 交尾しているのに雌がおかまいなく歩いて行く。
 雄は後ろ向きのまま一緒に引っ張られていった・・・。昆虫の世界でも女は強し・・・(汗)。
 緑色が鮮やかだが、カメムシだから触るとやっぱり強烈な匂いなのかな?

 
オダマキがやさしいピンク色の花を咲かせている。
 ミヤマオダマキとは違うらしく、花びらの根元の先が内側に曲がっているのは、オオヤマオダマキというらしい。細い茎の先に咲く花は繊細で、強い風が吹いたら折れてしまいそうなたおやかな花だ。

ツノアカツノカメムシオオヤマオダマキ

  ベニバナイチヤクソウか、それとも咲き始めはピンクがかっているのか、イチヤクソウが咲いている。
  白山で普通の山に咲いている花を見るのも不思議な気がする。
 今回はニリンソウやサンカヨウなどたくさん普通の山に咲く花を見ることができた。
 サンカヨウがたくさん咲いていたけれど、白山にこんなにたくさん咲いているとは知らなかった・・・。
 いつも登る季節には、もう実になってしまっている。
  中飯場の谷の向こうに残雪が見えるやっぱり今年は雪が多いのだなあ・・・。

ベニバナイチヤクソウ?イチヤクソウ?中飯場

 タニギキョウがかたまって咲いている。小さな清楚な花だ。
 白い花はなかなかうまく写真に撮せない。
 マクロレンズがほしくなってくる。

 ユキザサの花、ズダヤクシュの小さな白い花、ミヤマキンポウゲ、高度が上がるごとに少しずつ季節が春に戻って行く。

タニギキョウヒロハユキザサ
ズダヤクシュミヤマキンポウゲ

 サンカヨウの小さな葉っぱと花が咲いている。
 まだ幼い株なのだろうか、葉っぱも花も小さくてかわいらしい。
 観光新道が見えてくる。今日は体調がイマイチのようで、足が攣りそうになるのを我慢して歩く。

ハクサンボウフウオランダミミナグサ
観光新道を望むサンカヨウ

 ニリンソウがあちこちで咲いている。
 もう散りかけの花から今が盛りの花、雪が解けたばかりでこれから葉っぱが出てくる株。
 いろんなニリンソウが見られた(^_^)。

ニリンソウ

 ミヤマカタバミの小振りな花がかたまって咲いている。コミヤマカタバミという名前のようだ。
 普通の山で咲く花は一輪ずつ咲いているが、ここではかたまって咲いていて、小さなのが何とも可憐だ。
 葉っぱの色も目に滲みるような新緑の色だ。
 イワカガミも咲いている。アカモノの萼に付いている産毛がかわいらしい。咲き始めたばかりの花の色も目が覚めるほど美しい白い色をしている。

コミヤマカタバミオオヤマオダマキ
アカモノイワカガミ

 ウスベニカミキリが葉っぱのごちそうを食べていた。シロコブゾウムシも見つけた。
 たくさんのお花の咲く白山では、それこそたくさんの昆虫たちも生息しているのだろう。
 そんな姿も捉えていけたらなあと思う。
 

ウスベニカミキリシロコブゾウムシ?

 山頂が見えてくる。残雪がまだまだたくさんある。
 ハクサンチドリが一輪だけ咲いていた。
 うす紫色の花の色が何ともいえずいい色だ。咲きはじめの花々は本当に初々しい色合いで見とれてしまう。

ハクサンチドリ山頂方向

 

残雪が多い  
  足下にも残雪が見えてくる。久しぶりに雪の上を歩く。
  時々滑りそうになる。土道とは違う筋肉を使うので、ふくらはぎのあたりが時々攣る一瞬前のようにピッとくる感覚があって、攣らないようにだましだまし歩く。


  まだ雪が解けたばかりの周囲は早春の花が咲いている。
  コミヤマカタバミ・ニリンソウ、イチリンソウは葉っぱだけ見つけた。ショウジョウバカマもまだ咲き始めたばかりのようだった。

  
  木々はまだ新芽を芽吹かせる準備中のようだ。
  雪を溶かし木々を芽吹かせるにはたくさんの雨が降って、気温が上がらなければならない。
  今年の白山の花の季節は、いつもの年よりずいぶんと短い気がする。


  梅雨が終わってようやく本格的な夏山が始まるのももうすぐだ(^_^)。


 オオバミゾホウズキが山道のあちこちで咲いている。黄色い花の色がよく目立つ。

オオバミゾホウズキオオバミゾホウズキ
ネバリノギランベニバナイチゴ

 13時5分ようやく甚ノ助小屋に到着する。
 別山は雲の中に隠れていつの間にか見えなくなってしまった。。
  少し休んで行けるところまで行くことにする。
  少し歩いたところで足が攣ってしまった。体調も悪く全く動けなくなってしまったので、甚ノ助小屋で一人待っていることにして、二人には先に行ってもらうことにするが、まもなく二人とも引き返してきて、甚ノ助小屋で昼食にする。着替えてしばらく小屋の中で横になる。
 甚ノ助小屋のあたりにベニバナイチゴの赤い花が咲いていた。
 ゆっくり昼食をとって帰ることにする。
  

甚ノ助小屋南竜
カラマツソウダケカンバ

 下りもゆっくりと下る。あまり写真を撮る元気もなく、帰りの写真は少ない。
 ギンランが咲いているのを見つける。

ベニバナイチゴ
ニガイチゴ?ギンラン

 コケイランがあちこちでたくさん咲いていた。

マタタビコケイラン

 今日は体調がイマイチで白山をゆっくりと楽しめなかった。
 体調をよくして、また来たいものだ。
 今度はどんなお花に出会えるかな?

 

HOME