砂防新道〜黒ボコ岩〜室堂                         line

日時   H20. 6. 7
天候   曇
参加者  3名

コースタイム 

 4:45  自宅発
 6:40  別当出合発
 7:20  中飯場
 8:00  別当覗
 9:05  甚ノ助小屋着
 9:10  甚ノ助小屋発
10:25  黒ボコ岩
10:50  室堂着
11:20  室堂発
12:10  山頂着
12:15  山頂発
12:45  室堂着
13:25  室堂発
13:40  黒ボコ岩
14:50  別当覗
16:10  別当出合
17:30  自宅着


 雪の季節の白山に一度行ってみたかったので、山仲間からのお誘いを受けて行ってみようと思った。
 アイゼンとピッケル持参の白山行きとなった。
 荷物はなるべく軽くして、お茶もペットボトル2本とポットのお湯だけ。
 食料も最小限に止めた。

 車の規制はまだないので、別当出合まで車で行けるのがありがたい。
 結構たくさんの車が駐車してあったのがびっくり。
 別当出合はトイレも使え水も出る。
 準備を整えて6時40分、吊橋を渡って歩き始める。

吊橋ノビネチドリ?ミヤマガラシマイヅルソウ

 橋を渡ったあたりは、初夏の山の風景になっている。
 マイヅルソウの葉っぱがたくさん出ていたが、咲いている株はまだ少ない。
 
 オオカメノキやイチゴの花も咲いている。
 ユキザサやチゴユリ・ズダヤクシュの白い花も咲き始めている。

イチゴ?ユキザサ
ツクバネソウオオカメノキ

 中飯場で小休止。
 トイレはまだ鍵がかかっていて使えなかった。
 少し休んで出発する。

 雪が消えたばかりの所が多く、ニリンソウがたくさん咲いている。
 サンカヨウが花と葉っぱを手でぎゅっと握ったような形の、出始めたばかりの小さな株がたくさんあった。
 中心に仏様を守っているようにも見える。

 別当覗を過ぎると、登山道の端に雪渓が残っているようになり、だんだんと雪が多くなる。
 甚之助小屋のあたりはまだ雪が多い。
 ここでアイゼンを履くことにする。ストックも2本を使う。
  

サンカヨウ甚之助小屋
甚之助小屋

 アイゼンを履いたので快適に歩けるが、傾斜がきつくなると歩くのが辛くなる。
 ふくらはぎが攣りそうになる。時々屈伸をしながら、だましだまし歩く。

 足首や膝の上も攣りそうになってくる。
 ようやく黒ボコ岩が見えてくる。
 歩きながら、どうしてこんなに辛いのにまた来たしまったのかなどと思いながら登る。
 先行する二人に遅れがちになりながら、自分のペースでぼちぼち登る。
 写真を撮っている余裕もない。

雪渓黒ボコ岩が見える

 ようやく黒ボコ岩が近くに見えてくる。
 斜面はかなり急角度の登りになっているが、こわいとは思わない。
 二歩歩いては息を付き、また二歩歩いては息をつきながら登る。

黒ボコ岩へ

 登山道へ出た所に延命水があった。
 少し登山道を歩いて、また雪渓を歩き、10時25分、黒ボコ岩に到着する。
 休まないでそのまま弥陀ヶ原へ。

黒ボコ岩へ黒ボコ岩
弥陀ヶ原

 山頂が雲の間から一瞬だけ見える。
 五葉坂を目指して進む。

弥陀ヶ原

 10時50分、やっと室堂に到着する。
 室堂はまだ雪の中で、気温は6℃だった。
 汗が引いてくると寒いくらいだ。

室堂

  山頂へはアイゼンなしで登れるということなので、荷物を置いて水だけ持って登りはじめる。

白山奥宮山頂へ
御前峰山頂大汝

 風が強く、袖や上着が風でバタバタと音を立てるほどだ。
 視界も悪くなってきたので、すぐに下山する。

白山奥宮

  昼食を食べて、1時過ぎに下山する。
  水屋尻雪渓をスキーで滑降する人がいた、早い。
  

左手 水屋尻雪渓弥陀ヶ原

  黒ボコ岩のあたりでビデオをまわす準備をしていた。
  何だろう〜と思っていたが、スキーで滑降する人を撮影しているようだった。
  斜面をまっしぐらに滑っていった。
  カメラを構えたが、2枚しか撮れなかった。
  そしてこんな斜面でよく止まれるなあ・・・と感心する。

黒ボコ岩から滑する

  朝は別山が全く見えなかったが、帰りはずーっと見えていた。
  青空の中で見えると、もっとすばらしい風景なのだろうが、見えただけ幸せというものか・・・。

  ショウジョウバカマの咲き始めた株があった。花の色が格別きれいに見える。
  コバイケイソウやシモツケソウの株も芽を出していた。
  コバイケイソウは葉っぱが丸っこくてかわいらしい。

  
ショウジョウバカマ別山
シモツケソウコバイケイソウ

  途中でアイゼンを付けて雪渓の谷間を下る。
  甚之助小屋には寄らずに、雪渓の上をショートカットする。
  

甚之助小屋と別山を望む

  別当覗まで1時間10分ほどで降りる。
  リスが松かさを食べた残骸らしきエビのしっぽが何箇所か散乱していた。

  白山くらい大きな山になると、内包している動物の数もたくさんいることだろう。
  自然が大きすぎて、目の前に動物を直接見るということは少ないが、痕跡は目に付く。

リス食べかすニリンソウ
オオカメノキムラサキヤシオツツジ

 下るにつれて雪が少なくなり、アイゼンを外して歩く。
 咲いている花もまた多くなってくる。
 サンカヨウの古くなった花に水滴がしみこんで、花びらが透けて見えるのが美しい。

  サンカヨウ
  

 ダケカンバの新緑が美しい。
 中腹あたりではまだ芽吹いていないが、このあたりからの新緑は目が覚めるような色だ。

 ミネザクラがたくさん咲いていた。
 ソメイヨシノのようにたくさん群がって咲かないところが、清楚で気品があるように見える。
 薄紫のタチツボスミレが目に付く。

ダケカンバミネザクラ?
タチツボスミレズダヤクシュ
ミヤマセンキョウ?ササユリ

 別当出合の近くでササユリのつぼみがあった。
 室堂ではまだ早春の風景だというのに・・・。

 4時過ぎに別当出合に到着する。
 初夏から冬までいろんな季節が混在する不思議な空間だった。

ウワミズザクラ吊橋

  お花を楽しむ山歩きではなかったが、白山は四季折々色んな風景を楽しませてくれるすばらしい山だ。
  今年はあと何回登れるかな?

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