平泉寺散歩 冬

 平成17年1月29日
 

 菩提林

 今日は友人とスノーシューで雪の中を歩こうということで、平泉寺を歩いてみることにする。
 車を菩提林の下の道に置いて歩き出す。時間は11時。
 今年初めてのスノーシュー。

 足慣らしに歩き始める。
 デナリアセント、2回目の冬だ(^_^)。
 歩き始めると、感覚が戻って来る。

                  スノーシュー


菩提林  杉林の間から青空が見えてくる。
 一歩一歩ゆっくりと歩く。
 ザックザックというスノーシューの足音だけが聞こえる。
 他には誰もいない。
 少し古い足跡が一つだけ付いている。

 今は迂回路ができたが昔はここを車道にも使っていて、雪が降ると大変だったのだ。
 耳を澄ましながら、木々の梢を見上げながら、少しずつ登っている道を五感を研ぎ澄まして歩く。



花芽
 コブシかタムシバの花芽が膨らんでいる。
 もう二ヶ月もすれば花が咲き始めるだろう。
 もう立春、春は近い・・・。
 
 小鳥が一羽やってきて、木の実をついばんでいたが、すぐにどこかへ飛んで行ってしまった。
 あたりはまた誰もいなくなってしまった・・・。
 




 石仏が雪に埋もれて、静かに佇んでいる。
 口元が欠けているが、優しい微笑みを口元に浮かべていらっしゃるように見える。
 十一面観音は穏やかな目元と少し赤みを帯びた石の質感がとってもいい雰囲気だ。

十一面観音十一面観音

 今日はお天気がいいのであまりゴボらないで歩ける。
 こういう日を勝山では「おそらに乗れる」と言うが場所によって呼び方が違うようだ。
 オシャリンコ・固雪・凍み雪他にどんな言い方があるのだろうか?


再興された平泉寺再興された平泉寺
沙羅(夏椿)参道

 平泉寺に到着。越前国六千坊旧跡 本尊十一面観世音菩薩 天台宗と書かれている。
 神仏混淆から、分離の道の時代を経て今は白山神社となったが、この平泉寺は再興されたもの。
 顕海寺を左手に見ながら精進坂を上り、一の鳥居を潜り境内に入る。
 芭蕉の「うらやまし・・・」の句碑を過ぎ、雪に埋もれた御手洗池も過ぎて二の鳥居の奥に拝殿が見えてくる。
 苔の季節は三千院の往生極楽院よりも美しいと思うのはひいき目か・・・。

白山神社

 帰りは少し雪が緩んできたようだ。
 下りはまた風景が少し違って見えるようだ。
 空に聳えるような立派な杉の木が何本もあった。

菩提林の杉杉の幹夫婦杉

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