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講演会記録

講演会記録
拉致被害者救出への道のり

北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会会長 池田欣一氏

 小浜中学校校長を退職後、小浜市教育長を3期勤められ平成7年10月に退職。地村さん、浜本さんの祖父が池田さんに拉致の問題に協力を依頼されたことから始まった。本来は行政がしなければならない仕事。新潟の現状を聞くと、組織を作ってきちんとやっている。しかし、組織を作ると利用されることもある。組織を作らず、重要なポストのみ置くことでこの会を作り、区長さんを頂点にすることで班活動ができると考えられたそうです。
 平成10年6月28日に福井の会が誕生。
 会を運営するにはお金が必要とカンパを考え、区長さんに依頼、1回1000円のみ集める。お金がなくなったら行政に依頼しようと考えた。
 署名活動、全国の署名で国を動かす。
 そのうちに大韓航空機事故で拉致の問題が北朝鮮の仕事だとわかり、北朝鮮で生きていることの証拠を掴む。証拠を日本の警察が固めて行く。 

 ある日喫茶店でコーヒーを飲んでいて、名刺を交換。その紳士が日本の外務省はだめです、もっとだめなのは北朝鮮、だめでないのはアメリカ。私は外務省にいました。日本には北朝鮮を押さえる力はない、対抗できるのはアメリカのみ。頼るなら親が直接実情を訴えなさい、アメリカの高官も知っている、ホテルも準備します、会う予定を立てます、外務省にも内々で話をしておきますと言われた。ここから解決の糸口が立った。
 一杯のコーヒーを飲むにも心のゆとりを持つこと、出会いを大切にすることが大切だと感じた・・・。

 栗田知事、「私は今まで拉致問題の事はしてこなかったが、今日からやります」と言われた。私は二人を公務員にしてほしいとお願いした。24年の人生をむちゃくちゃにされた。国は国民の生命と財産を守る義務がある。国の治安が悪かったからこんな問題がおきた。公務員にすることで、賠償の前倒しと考える。仕事の最後が美しいものであってほしい。まだ子ども3名の返還と特定失踪者3名の問題が残っている。署名に協力してほしい。

<感想>
 小浜市の教育長を勤められただけのことはある、人柄がすばらしい方だと感じた。かなりの高齢ながら、理路整然と話される内容もとってもよかった。拉致された日本人を救う仕事を、私の仕事はここにありと感謝されるその姿に頭の下がる思いだった。

 「人生の最も苦しい 嫌な辛い損な場面を真っ先に微笑を以て担当せよ」

 この言葉に出会って、襟を正す思いがした。 

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