HOMEへ

講演会記録へ


「フィールドノートの作り方」  講師 塩野米松氏  H17.7.3 望岳苑

塩野先生

  講師紹介 僻村塾講師 アウトドア雑誌「BE−PAL(ビーパル)」を立ち上げる。1年の半分を旅 作家 文章を書く仕事
  
  自然が好きである。
  冒険家、アムンゼンなどは日記をつける。フィールドノート、自然の中で見たこと、感じたことを書く→論文、小説、紀行文
  音楽家やスポーツ選手も付けている。
  対象物を見てわかるように書く。写真を撮ることではすぐれていかない。
  書くことでよくわかるようになる。書くことでよく見るようになる。
  私はポケットサイズのレベルノート(測量野帳)で作っている。
  表紙が固い・ポケットに入る大きさである。
  
  1994年1/23〜ニュージーランドへ行った時のノート
   星座の位置・パオパオの木・何をしたか・昼食・釣針の毛針を川虫に近い形で作る手順
   南極ブナの標本・カナリンの木肌に紙を当てて鉛筆でこすったもの・不思議なシダetc・・・
  
  1991年5月〜6月 アフリカ(ナビニア・ボツアナ)
   鳥の羽・宿舎の見取図・植物(砂漠の中で根に水を溜める不思議な)の絵・切手
   コガネムシの絵・・・標本に貼る・ブッシュマンの食物・たき火の時不思議なおじいさんの持っていた不思議な楽器の絵
   フラミンゴの羽の構造の絵

  1990年 マダガスカル島
   カメレオンを捕まえて観察、写生、ポケットに入れて連れ歩く
   キノコの絵、時間があれば色づけ 何センチ 観察記録
   ペルー・アンデスの山・・・ゴムのようなカエル
   タンポポ・・・葉と花が未分化・途中の山のスケッチ
   書いていた時のことを思い出せる
   
  パタゴニア・・・植物・キノコ・鳥の絵・特徴も字で書く→図鑑で調べられる
  ペンギンのスケッチ・・・10cmの段差が飛べない くちばしの色
  マゼランペンギン・・・首の白い線の数・太さ
  船の中の構造
  青い服と白いスカートという表現よりも服の素材・メーカーまで分かった方がイメージできる
  小説の中の描写・・・ブランド品を身に付けている=お金持ち

  その日のうちに書く。自然と友達になる。
  音楽家・・・風の音をフルートで表現
  スポーツ選手・・・開いてのディフェンダーの動き、癖などを記録
  植物・昆虫・木の名前を調べるには図鑑
  持ってこれないものはノートに記す
  検索図鑑  表になっている  植物ー蔓性
                         非蔓性ー葉の形ー二枚
                                     三枚
  名前が分かっている時・・・「日本の野草」
  ヒメジオン・・・軸が空洞ではない
  ハルジオン・・・軸は空洞・花が垂れ下がる

  持参物・・・双眼鏡・虫メガネ・メジャー
          7×35=245
          7倍レンズの口径35mm レンズの口径が大きいほど明るく見やすいが重い
          7×35〜40くらいがよい
  
  クロモジの花・・・カビが軸に黒い文様を作るのが文字に見える
  実も同じにおい、香水を作る
  舌の先で味を確かめる
  枝が柔らかいので昔は炭俵の蓋に使った

  楠の葉・・・樟脳のにおい
  朴の葉・・・大きい
  ブナの葉・・・小さい、縁が波打つ
  フキの葉・・・感触
  一枚の葉で何枚か葉っぱの付いているもの
  鋸歯の数

  誰でも上手に絵を描く方法・・・端から見たまま書いていく
  紙が足りなくなったら継ぎ足して書く
  見て触って裏返したりにおいを嗅ぐ

  1時間のうちの2枚の葉っぱの絵を書いて先生に見てもらう
  日付・場所を記入


塩野先生

   

 

home