立原道造記念館探訪(H15.8.5)
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 東京で時間が半日だけ空いた。
 立原道造記念館に行きたいと思っていたし、6月に軽井沢高原文庫や堀辰雄記念館に行った所だったのでよけいにその思いは強かった。
 地下鉄千代田線根津駅で下車して徒歩7分の場所に立原道造記念館はあった。
 東大の弥生門の道をはさんで向かい側であった。

 3階建のこじんまりとした建物で、入り口の角にある鉢植えのミズヒキソウの赤い花がもう咲いていた。
 2階3階が展示室になっている。

 3階には立原道造の生原稿や遺品の机・椅子・ランプ・背広とネクタイ・そして手製の詩集など。そして建築関係の辰野金吾賞のメダルや設計図なども展示されている。
 2階には立原道造と「四季」というテーマで、「堀辰雄没後50年に寄せて」ということで堀辰雄の「四季」の原稿が多く展示されている。
1914.7.30(大正3年)−1939.3.29(昭和14年)
わずか24才で結核で亡くなった立原道造の一生は短い。





 青春の一時期、立原道造の詩や堀辰雄の文章に心惹かれた人は多いはずだ。
 軽井沢高原文庫の中には立原道造の「のちのおもいひ」の一節、
 「夢はいつもかえつて行った・・・」が碑になって飾られていた。

 山でユウスゲの黄色い花を見ると、立原道造の「ゆうすげびと」の詩の一節を思い出す。

 それはひとつの花の名であった
 それは黄いろの淡いあはい花だった



 

 東大弥生門

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